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13話 明日から頑張ろうかと思ったけどやっぱり今日中にやるべきだよね!

 レベルもたくさん上がったし称号やスキルもたくさん手に入った。

 ステータスを確認する。


 フータ LV.10   お金650G

 HP 200  

 MP 200

 STR 250 +150

 INT 180 +150

 AGI 90 +300

 VIT 90 +150

 MND 90 +150

 DEX 230 +150

 ステータスポイント90


 《称号》 『森の王』『森の狩り人』『殲滅者』『植物の使い手』『貫く者』

 《スキル》『森の目覚めLV.10』『植物操作LV.10』『ドレインLV.10』『剣術LV.1』『パーティー念話』『植物操作術LV.3』

 《使い魔》 あんこLV.1 ゆきLV.1


 『森の狩り人』

 森のモンスターを50体倒したものに贈られる称号。

 全ステータス+30

 

 『殲滅者』

 一定の範囲にいる50体以上のモンスターを一気に倒したものに贈られる称号。

 全ステータス+50


 『植物の使い手』

 植物を使ってモンスターを50体倒したものに贈られる称号。

 STR+30 INT+30 DEX+30

 

 『貫く者』

 貫通攻撃でモンスターを50体倒したものに贈られる称号。

 STR+50 DEX+50


 『剣術LV.1』 パッシブスキル

 <解放条件> 剣でモンスターに5回攻撃をする。

 STR+10

 

 『パーティー念話』

 <解放条件> パーティーを組んでいる状態で一度に50体以上のモンスターと戦闘をする。または、パーティー念話を所持しているプレイヤーとパーティー念話で会話をする。

 パーティーを組んでいる者と念話ができるようになる。


 『植物操作術LV.3』 パッシブスキル

 <解放条件>植物操作でモンスターに50回攻撃をする。

 STR+30 INT+30 DEX+30

 

 うわぁー、めっちゃ上がってる。

 HPとMPだけ異常に低く見えるけど、ここだけは正常値なんだよな。

 称号やパッシブスキルでステータスがめちゃ上がってるけど他の人たちもこれ位上がるのかな。

 解放条件とかもあんまりきつくなさそうだから、もういろんな種類の称号やらスキルを開放している人とかいそう。

 もしそうだとしたら、あんまりうかうかしていられないな。

 人よりも努力して強くならないと!

 でも、今日はもう終わるけどね。

 疲れちゃったし明日から頑張ろう!

 

 そういえばアオはレベル上がったかな?

 「アオもレベル上がった?」

 「はい!LV.11まで上がりました!」

 「え!?」

 な、なんだと!?

 僕よりレベルが高いなんて!

 「師匠のことだからもうLV.20くらいまで行っちゃいました?」

 「え?」

 「ま、まさかLV.20では収まらずもっと上でしたか!」

 やばい。

 何を勘違いしてるんだ、この少年は!

 こんな短期間でそんなレベルが上がる訳無いだろう!

 はっきり言ってやろう。

 まだ僕はLV.10だと。

 「ま、まあ、そんなところかなー」

 おいーーーーーーーー。

 何を言っているんだこの口は!

 「流石です!師匠!」

 ほら。

 僕が嘘をついたせいでこんなに瞳を輝かせてる少年がいるよ。

 どうするのさ!

 もう嘘でしたなんて言えないよ!

 「師匠は明日もログインしますか?」

 「うん。するよ。」

 「じゃあ明日も一緒に遊んでもらってもいいですか?」

 「もちろんいいよ!もう今日は落ちる?」

 「はい。ちょっと疲れたので一旦ここで落ちようかなと思ってます。」

 「そっか。お疲れ様、今日はありがとね。明日もよろしく!」

 「はい!こちらこそありがとうございました!明日からは師匠に追いつけるよう精一杯がんばします!では、おやすみなさい。」

 アオはそう言うとログアウトしていった。

 

 ふー。

 もうちょっとレベル上げしますか…。

 

 結局、僕は憧れの師匠でいるために朝までレベル上げにいそしむのだった。

 

   


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