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転生したら病弱少女だったけど、看護師スキルで異世界の医療を改革します!2  作者: 櫻木サヱ
影に消えた仲間たち

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森の少女と影の秘密

霧が深く立ち込める森の中、リナたちは新たな仲間となった少女の後を追う。

銀色の髪が風に揺れ、冷たい瞳の奥には、どこか切なさが隠されている。


「私の名前はセレナ。この森を守る者……でも、完全には守れないの」

少女の声には悲しみと決意が混ざり、森の静けさに溶け込むように響いた。


リナは小さく頷く。

「大丈夫、私たちも一緒に守る。仲間だから」

その言葉に、セレナの瞳が少し柔らかくなる。

カイもまた、少しずつ表情を取り戻している。


しかし森の奥には、まだ黒い影が潜んでいた。

動きはゆっくりで、まるでリナたちの恐怖を試すかのように近づいてくる。

「この影……何者なの?」

ミナが小さな声で尋ねる。


セレナは唇をかみしめ、少し沈黙した後、語り始める。

「影は……森の守護者を試す者。私も長く封印されていた力を持っているけど、完全には抑えきれないの」

その言葉に、リナの心臓が早鐘のように打つ。

試練、そして危険。

だが、仲間と共に立ち向かう覚悟は揺るがない。


「私たちは……負けない!」

リナが小さく叫び、仲間たちも同じ決意で頷く。


霧の中、セレナが手を掲げると、微かな光が影に触れ、黒い影は一瞬揺らめいた。

「ここから先は、試練の場所……でも、あなたたちが一緒なら、必ず乗り越えられる」

その言葉に、リナたちは胸の奥で温かいものを感じる。

希望と絆が、不安と恐怖を押し返してくれる瞬間だった。


森の迷宮はまだ深い。

だが、仲間と新たな力、そして信じ合う心がある限り、リナたちは進み続ける――。


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