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町を襲う謎の事件

朝の穏やかな光は、突如として街を覆う不穏な影に変わった。

 市場から悲鳴が聞こえ、人々が慌てて走り回る。


 「な、なに……!?」

 リリアはすぐさま仲間の元へ駆け寄る。ガイルもリオも、緊張で眉をひそめていた。


 森の外で、異世界特有の病にかかった人々が次々と倒れているという報告が入る。

 しかも、原因が自然発生ではなく、誰かの意図を感じさせるものだった。


 「これは……ただの病気じゃない」

 リリアの声に、エリスも真剣な表情で頷く。

 「リリアさん、私、全力で手伝います!」

 小さな魔法の杖を握る手に、決意がみなぎる。


 診療所はすぐさま応急処置の現場に変わった。

 リリアは治療指示を飛ばし、エリスは魔法で体力を補助。

 ガイルとリオは負傷者の搬送と警戒を担当する。


 倒れた子どもを抱えながら、リリアは思った。

 ——仲間がいる。私だけじゃない。

 新しい力と信頼で、どんな危機も乗り越えられる。


 だが、森の奥から何かがじっと観察している気配もあった。

 ——今回の事件は、ただの病気じゃない。

 街の平穏を揺るがす、黒い陰が近づいている。


 リリアたちは息を合わせ、治療と防衛を同時に進めながら、街の人々を守る決意を固めた。

 ——二期、本格的な戦いの幕が開く。


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