同時視聴配信
【同時視聴】「わたしの執事がヤバい」第一話【ハル】
*コメント*
:待機
:わたしつ同時視聴会場はここですか?
:ただでさえ原作ファンだったのにハル様が執事役はガチでヤバいのよ
:録画…ヨシっ!
:まだー?
:男の執事ってどっかに実在するの?
:わたくし超金持ちですが実在しねーですわ!
「こんはるー、みんなの執事系配信者のハルだよー」
*コメント*
:きちゃあああああ
:待ってた
:男性執事はありまぁす!
:エッッッッ
:執事服!?!?!!
:それドラマの衣装ですか!?
:あ…好き♡
:ほんとにヤバい執事きちゃ
「あー、これね、衣装のスタッフさんがプライベート用にって一着くれたんよ」
*コメント*
:草
:プライベート用執事服は草
:いやいつ着るねーん!
:いま着てるやろがい!!!
:衣装さんGJ
:似合っていましてよ!当家の執事になる権利を差し上げますわ!
:執事服って全然露出ないのになんかえっちだよね…
「さて、もうそろそろ始まるからね。放送中はあんまり喋らないからみんなも集中して見てね」
放送の音が動画に入らないようにワイヤレスイヤホンをつけて視聴する。
開幕で執事がお嬢様を慈しむような表情で膝枕しているシーンから入り、お嬢様の回想の形で出会いのシーンへと映る。
本来原作では出会いから始まっているのだが、原作既読勢の期待を高める意味でも、最初にインパクトのあるシーンを持ってくる改変を入れたのは脚本家の妙と言えるだろう。
*コメント*
:エッッッッッッッッッッ
:膝枕きた
:出た名シーン
:開幕そこから!?!?!
:そこ代わってえええええええ
:羨ましい…
:膝枕されながらこんな演技できる女優さんも凄いな
:みっくは女優じゃなくてアイドル定期
西園寺家の一人娘である麗華の人生は、本来なら何不自由なく暮らせる誰もが羨むような身分でありながら、実際はそうではなかった。
生まれつき体が弱く、使用人のサポートなくしてはまともに生活もできず劣等感に塗れていた。
どれだけ金を積んでも根治はできなかったが、何年もかけて様々な療法を試しながら成長するに連れて、少しずつ良くなってきてはいた。
だが、いくら体が少しばかり良くなったとは言え、幼い頃から積み上げられた劣等感は決して拭い切れるものではなかった。
一方で後に執事となる青年、隼人には何よりも金が足りなかった。
持ち前のバイタリティでどれだけ掛け持ちで仕事をこなしても全く足りない。
金さえあれば、母が満足な治療を受けられずに死ぬことはなかった。
金さえあれば、残された借金が無ければ…もっと自由に生きられた。
そんな二人が出会った。
掛け持ちの仕事を全部辞めて専念しても、お釣りがくるレベルの高給な求人──お嬢様の専属執事となったのだ。
だが内心では、一方はその男の健康な肉体を妬み、また一方はそのお嬢様の恵まれた生まれを妬んでいた。
*コメント*
:こんなギスギスしてて本当に恋愛になるの?
:あー最初はこんな感じだったね
:出会った時点で不仲なのは恋愛の王道でしてよ
:隼人くんの狂犬みたいな目つきに不覚にも濡れた
:隼人…推せる
:はやくイチャイチャしろォ!
:麗華も隼人も原作イメージ通りで良い…
:私も執事欲しいよおおお
第一話では、二人の出会いを中心に描いていて、最後に少しだけ序盤の方向性を示して終わる。
『隼人…わたくし少し疲れましたわ。肩を揉みなさい』
『かしこまりましたお嬢様』
『…ひゃあっ!』
麗華お嬢様はちょっとした嫌がらせのつもりでセクハラ紛いの命令を出すのだが、お金が第一優先でプライドなんかゴミ箱に捨ててきた系執事の隼人は何でも忠実にこなしてみせる。
そして、逆に命令をする側のお嬢様がドキドキさせられて隼人がほくそ笑む…といった感じの比較的ラブよりもコメディ寄りな形が序盤のお約束だ。
「この尖ってる割によわよわな麗華かわいいよね」
*コメント*
:わかる
:わかる
:わからないよ…
:隼人が強すぎる
:むしろこの時の隼人の心情が知りたい
:やっぱハルくんてSだよね…
:マゾ豚がアップ始めてそう
「エンディングの主題歌も良いから心して聞けよー?」
エンディングは、美玖の所属するアイドルグループStarlight Angelsが歌っているが、途中で俺のセリフが一部MIXされてる形になっている。
そこはまぁ話題性って部分だと思うが、元々の曲自体がめちゃくちゃいいから是非聞いて欲しい。
*コメント*
:はーい
:ハルくんが歌うの?
:お、流れ始めたね
:星天じゃん
:みっくつながりで星天か
:いいね
:ポップでキュートって感じ(小並感)
:ファッ!?
:今の声ハル様!?
:ちょwww
:かっこいい…好き♡
:ちゃんと原作読み込んでるってわかる歌詞で◎
「いいよね星天、俺も絶対CD買うわ。じゃあ放送も終わったことだし今日はここまで! ドラマの感想もつぶやいてねー! おつはるー」
*コメント*
:待って
:いかないで
:はーい
:本当に1時間たった?
:一瞬だったわ
:おつはる
:おつはるー




