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8 英語の文法はどないしまひょ(4)助動詞



 なんだかお久しぶりの更新になってしまいました。

 受験生のみなさんは年末年始も関係なかっただろうとお察ししますが、どうぞ風邪やインフルエンザには十分気をつけて過ごしてくださいね。

 もっともこのエッセイ、今年が受験だっていう方には更新速度的に本番までには到底間に合わないかと思われます。そこのところはどうかご了承くださいませ。

 中途半端な時期に始めてしまって申し訳ない!


 さて、be動詞と一般動詞の区別がしっかりとついた(と仮定しての話ですが)ところで、今度は助動詞の話へ進もうと思います。



◆助動詞ってなに?◆


 「助動詞」。

 まあ読んで字のごとく、それは動詞を助ける働きをする言葉のことですな。

 これ、日本語の(つまり「国語」の)文法でも出てきますよね。そっちとはちょっと意味が違うようにも思うのですが、でも大筋では似ています。

 要するに、動詞がもし「する(play)」だったら、「できる」になったり「するつもりだ」になったり「するべきだ」「してもいい」「せなアカン」とかに意味が微妙に追加されてくる。そういうやつです。

 ちなみにこれらを英語に置きなおすと、


「する」                

→     play


「できる」               

→ can play


「してもいい・するかもしれない」    

→ may play


「しなくてはならない・するにちがいない」

→ must play


「するべきだ」             

→ should play


「するつもりだ」            

→ will play


 と、ざっとこんな感じになります。

 一目瞭然かと思いますが、動詞の前に助動詞を入れていくのが基本。

 ただの「する」に色がつくみたいな感じ。それが助動詞。

 何がウレシイって、助動詞がつくと動詞にあの三単現の「s」とかつけなくてもええってこと。どこまでも原型! カンタン、ウレシイ!


 なお、この中に未来形である「will」を含めているのはわざとです。

 これ、大体「未来系」ってところで別に勉強するんですけど、使い方が「can」とほぼ一緒なんで。もう一緒におぼえたらええやんと思う、いつも。

 そうするとこんがらがる子がおるんやろか? わからんけども。


 ほんで、この助動詞を覚えるときには、もうついでに書きかえの形も一緒に覚えてしまうと便利。

 つまり、


can  = be able to〜

must = have to / has to

will = be going to〜


 ってな感じ。

 ここに出てくる「be」はもう分かりますよね? そう、be動詞!

 ここは主語がなんであるかによって「is」だったり「are」だったりいろいろに変化するので、代表としてまた「be」になっているだけです。


 つまり、主語が「I」だったら

I am able to〜.  

 やし、

 「You」やったら

You are able to〜.  

 になるっちゅうことね。


 一応、be動詞と一般動詞でもやった肯定文から疑問文だの否定文だのの変化を書き出しておきましょうか?

 これ、もしまだ書き慣れていない人がいたら、ぜひ一番上の文を写したあと、自分でも変化させてみてくださいね。そらもうチラシの裏……もとい、プリントの裏とかでええんで。


挿絵(By みてみん)


 一応日本語訳を書いておきますと、


肯定文: 私は英語が話せる。

疑問文: あなたは英語が話せますか。

答え: はい、話せます。/ いいえ、話せません。

否定文: 私は英語が話せない。

Whの疑問文: あなたはなにが話せるのか。

答え: 私は英語が話せる。


 こんな感じ。

 毎度のことですが最後の文章ふたつは意味的にヘンです(笑)。

 このままやと、何をききたいんかはっきりしませんもんね。

 せめて「おまえは何語が話せんねん」にしたいとこです。

 そのときは「What・なに」のかわりに「どれ」にあたる「Which」を使って、その後ろに「言語」を意味する「language」を入れてきくのもありです。

 つまり、


 Which(What) language can you speak ?


 ってな感じですね。

 これはスポーツだとか科目だとかでも同じ語順で聞けますんで、覚えておくといいと思います。

 ちょっと調べたら、わりと「What」のままきいてる例文なんかも散見されますけども、中学校の教科書では「Which」が主流くさいので、まあこれで覚えておいたらええんではないかと。

 あ、一年生やとふつーに「What sports~?」ってきいてますな。ふむふむ。


 っちゅうことで、ここからは受験でめっちゃよく出るやつ行ってみましょうか〜。

 「上の文章と下の文章がほぼ同じ意味になるように書きかえましょう」っていうアレですよアレ、奥さん!(なにが奥さんや)

 これ、自分も中3のときにプリントでめっちゃめちゃその時の英語の先生に叩き込まれた記憶があります。

 もちろん、助動詞以外のものもいっぱいありますけども。

 それはまたいずれっちゅうことで。


挿絵(By みてみん)


 で、下はその答え。


挿絵(By みてみん)


 ほらね。

 よく見るやつやったでしょ?

 こんなんを色々とパターン変えて、単語を入れ替えたり修飾部分をながーくしてみたりして問題にされてるだけやねんから。あとは練習すればいけるはずやし。


 こんなん結局、なんべんも言うけど「知ってた」か「知らんかった」かだけの違いやねんし。知っといてソンないでしょう。


 ということで、今日はここまで〜。

 ではでは、新年早々失礼いたしました!



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