6 英語の文法はどないしまひょ(2)be動詞
さて。続きです。
テーマは「be動詞と一般動詞を分けて覚える!」でしたな。
◆be動詞ってなに?◆
ほんならまず、be動詞って何か。
これは基本的に、なにかの状態、つまり「背が高い」とか、「年とってる」とか、「暑い」とか「寒い」とか、何かがどこかに「ある」とか「居る」とかいうことを表すときに使う動詞のグループ。
ただこれはまあ、日本人が自分らの理解がしやすいように、また説明がしやすいようにこじつけてるとこもあるんで、絶対とはいえません。それは一般動詞でもおんなじことです。
具体的にはbe動詞は、「am・is・are」の三つだけ。
だけ、と言いましたが、これは現在形(=「です」)の場合だけで、
過去の形として「was・were(=だった)」ももちろんあります。
これらをひっくるめて名前をつけたんが「be動詞」。代表してそう呼んでるんや、と思ってください。なんかのときには文中にもひょこっと顔を出しますが(笑)。
例文としては、
①私はアキラです。
I am Akira.
②あなたは先生です。
You are a teacher.
③彼は部屋にいる。
He is in his room.
④寒い。
It is cold.
とか、こんな感じ。
全部、be動詞のお世話になるタイプの文章です。このとき、
I だったら → am
You や We や They だったら→ are
He や It や This だったら → is
みたいに、主語がなんであるかによってつけるbe動詞が変わってきます。
ちなみに「おれはアキラだ」はロボットアニメ「勇者ライディーン」のエンディングテーマですが、まあ今はどうでもいい。アキラの漢字は出ませんでした! さんずいに光と書きます(って、またどうでもええ情報を……)
ここまで分かったら、この文章をチラシの裏(と前に書いたら、「最近はチラシの裏が白くないのが多い」というご指摘を受けたので、学校から貰ってくるプリントの裏にしたらどうかと思いました。実際、うちではそうやってます)に書いてみましょう。
ほんで、それぞれ
疑問文(「〜ですか」とたずねる文)
それへの答えの文(「Yes」と「No」で)
否定文(「〜ではない」と言う文)
疑問詞のつく文(「なに」「だれ」「どこ」「いくつ」などのついた疑問文)
それへの答え
みたいな感じで縦に並べて書きます。
これを、紙の左側に書いといて、あとで隣に一般動詞の文を書いてみると違いがひと目でわかりやすいです。
ああ、やっぱり画像があったほうがええですね。
まず、be動詞やったらこんな感じ。
あ、紙は縦むきにつかって、右側はあけといてくださいね。
一応、日本語訳をいれておきますと、
肯定文:「オレはアキラだ」
疑問文:「あなたはアキラですか」
答え:「ああ、そうだ」「いいや、チガウ」(ふざけててスミマセン・笑)
否定文:「オレはアキラじゃない」
Wh疑問文:「お前はだれだ」
答え:「オレはアキラだ」
となりますな。
ここでのポイントは、疑問文を作るときは必ず主語とbe動詞をひっくりかえすこと。
疑問文では最後に「?」を忘れないこと。
答えも必ずbe動詞を使って答えること、でしょうか。
だから「Do」で聞かれてんのに「am」やら「is」やらつけて答えたらNGってことになるんですな。
ほな、次回はこの隣に、一般動詞の文章を書いてみましょう〜。
ちゃかちゃんりんちゃんりんちゃんりん、でんでん。