4 演習科目をどないしまひょ
さてと。暗記の次は演習の必要な分野ですな。
数学と理科の計算問題関係が中心でしょうか。
これはもう、ヤミクモに演習、つまり練習すればええんかというと、やっぱりそうでもない。
この場合おススメなのは、ただ単に練習問題がたくさん入ったワークをするんでなしに、まず例題があって、それによく似た類似の演習問題がつづいてる形式のワークを選ぶことかなと思います。
普通の計算問題なんかやとあまり関係ありませんが、文字式の文章題やら図形の証明やら関数の文章題やらになると、てきめんこれが効いてきます。
一例を挙げますと、「兄が徒歩で家を出てから20分後に弟が自転車で兄を追いかけたがなんちゃらかんちゃら」系、つまり「旅人算」なんて呼ばれる速さと時間と距離の文章題なんかがそれに相当します。
あれなんかやと、まずはT字をかいてそこに上から左まわりに「き」「は」「じ」と書き込んどいてから考えると分かりやすいです。
もちろん
「き」=「距離」
「は」=「速さ」
「じ」=「時間」
ですな。
そのうち一個を指で隠して、残ったやつをどう計算したら隠したやつが出るかがすぐわかるので、これおススメです。
あ、画像があったほうが分かりやすいですか?
まーた変な画像がみてみんにアップされることになるけど、まあやっときますかねえ。
ほい、こんな感じ。
これを見ていただいて、「き」を隠すと横向きの「は」と「じ」が残りますでしょ。
横向きは掛け算。
だから、
「距離」=「速さ」×「時間」
なんやな! とひと目でわかる。
ちなみに斜めはどないやねん、っちゅうと、これは上のやつ割る下のやつ。
つまり
「速さ」=「距離」÷「時間」
「時間」=「距離」÷「速さ」
これが一発で、いっこの絵でわかっちゃうわけで。
こんなんは、塾にいってりゃふつーにすぐに教えてもらえることです。(って、教えてない塾あったら笑うけども!)
ちなみに「距離」を「道のり」て教わる子は「みはじ」で覚えてもOKですわ。
さらについでに言うと、このまんま「くもわ」バージョンも同じようにできます。
つまり、
「く」=「くらべられる数」
「も」=「もとにする数」
「わ」=「わりあい」
っちゅう、みんなが苦手なアレですな(笑)。
ああ、話がそれてもた。
つまりはこんな感じで、まずは例題をきちんと理解できるまで解きます。
ほんで、あとは微妙にマイナーチェンジされてる下の演習を繰り返して解く。
まあ数学はこれだけ。
あとは回数をこなして練度をあげる。問題の頭にチェック印を入れて繰り返していくのは、基本的に暗記科目と同じですかな。
英語の文法練習問題なんかもこれで。
一冊終わったらまたグレード上げた問題集を買ってきて挑戦したらええんではないかなと。
ああそれと、昨日は書き忘れていましたけども、塾や家庭教師には教われない、親も学力的に(あるいは時間的にとか人格的に)問題があって頼れない子は、是非とも学校の教師を質問攻めにしてくださいね。
先生方も大変お忙しいのですが(それも、学習とは直接関係のないことで。これはこれでまた一家言あるけども、ここでは語りません)、「ここわからへんねん、教えてください」って来る子のことは可愛いし嬉しいに違いないんです!
だってそれが、教師本来の仕事やし。
そうでない教師、出てこいや。
そして、そういうアナタは教師やめてください。あははは。
なんやいつにも増してミもフタもないな。でも本音ですわ。
ではでは、今日はこのあたりで!
液タブが使えなくなってしょうがないんで板タブ絵に戻ったらヒドイ。
これは笑うとこですかな(笑)