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  作者: 師走
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2

袋に入った、

金属球の写真が提示された。

みんな、どれどれ、とそこに集まる。


銀色の光ったそれは

男の体を貫通し、

コンクリートの地面へ

めり込んでいたのだと言う。


「これって宇宙で放り出されたゴミカスでしょ?こんなのが降ってきたら、たまったもんじゃないわ」

「チリなら大気圏を通る時に流れ星になって消えるのにね」


ため息をつく。

面倒臭い事件だ。

今頃、もう日本中にこの事件がネットで拡散されて、

様々な憶測が飛び交っているだろうし、

そろそろテレビも取り上げるだろう。


…で、誰を捕まえれば良いのだ。

宇宙空間でゴミを捨ててきた人間か、

それともその時にいた責任者を追及するのか。


宇宙のゴミの数が膨大であるといいことは、みんな知っている。

犯人の特定は不可能だろう。

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