表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/50

18.大浴場は混浴?!

18.大浴場は混浴?!


 ルームキーを受け取った日下部が戻ってきた。

「部屋は別館の7階です」

「部屋割りは?」

 水無月が聞いた。

「広い部屋を取ってもらったので…」

「みんな一緒?」

 再び水無月をロケットパンチが襲う。今回はいろはがそれを手にしていた。

「かみむらさん、これ、いいですね!」

「よかったらあげるわよ」

「あ、いえ、大丈夫です…」


 結局、男性は6人で一部屋。女性は7人で一部屋だった。どちらの部屋も10畳の和室で、それとば別にツインのベッドルームも設けられていた。

「さて、風呂行こうか!」

「りっきさん、女風呂間違えないでくださいね」

「大橋君、そういう君も長風呂で食事に遅れるんじゃないよ」

 りきてっくすと大橋は前回の旅行では風呂で粗相をしている。

「じゃあ、みなさん、先に行ってきてください。僕が留守番してますから」

「あ、じゃあ僕も」

 そう言って水無月も一緒に残ることにした。間もなく、部屋のドアをノックする音がした。まゆが顔を出した。

「みなさん、もう、お風呂に行ったんですか?」

「ええ、僕たち以外は。そちらは?」

「それがね、今、行って来たんだけど、入り口と脱衣場は別なんだけどお風呂は混浴なんですよ」

「えっ!混浴」

 水無月が思わず声を上げた。

「ああ!ここの別館のはそうですよ。本館の大浴場はちゃんと分かれているはずですから」

「そうなの!やっぱり聞きに来て良かった。みんなに教えてくる。めいさんやいろはさんはもう入っちゃったから」

 そう言ってまゆは戻って行った。そして、水無月はいつの間にか居なくなっていた。

「あれ?カズさん、どこ行ったんだ…」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ