新たなる旅立ち
OFUSE始めました。
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ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
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さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
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終わってからが地獄だった。巨体が消えなかったのだ。それを処分するのに、かなりの時間がかかった。それでも、処理をしないといけないのはその通り。巨大なオークを解体し、処分していくのに、1か月程度もかかってしまった。ただ、普通にドロップアイテムは落ちたんだよな。王国軍が回収していったが、攻撃力が6桁の武器だった。そんな数値は見た事ない。5桁ですら初めて見たんだ。6桁なんて存在していたんだなって感じである。
また、夢幻の住人という称号も得た。夢幻崩壊のボスを討伐したものに与えられる称号だ。効果は、常時4つのステータスが+3000%という、破格の称号だった。まあ、あれを倒せって言われたら、ごめん被りたいが。それだけ危険な存在だと言う事なんだよ。後はHPとMPが常時回復していくらしいけど、それはもう良いんじゃないか? まあ、有用な称号を手に入れられたって事で良しとするべきだ。全てが終わった後で手に入ってもって感じではあるんだけどな。それならもう少し早く欲しかったというね。
それで、王国の危機は去った訳だ。スタンピードは無事に解決し、未然に防がないといけない事も、Sランク冒険者たちが何とかしてくれた。後は、貴族が何とかするだろうとは思う。夢幻の世界の危険性もよく解って貰えたとは思う。危険な事には変わりがないからな。それはそれは危機感を共有してもらえたとは思う。まあ、何とか出来るようになるだろうと思いたい。冒険者ギルドでも、スキルツリーについて、もう少し研究するようには話を持っていったしな。スキルブックが貴族に買い上げられるといっても、自分たちで使う事も考えないといけない。そうじゃないと強くなれないんだから。強くなるためには、スキルブックは必要不可欠なんだ。復興と同時に、スキルブックの可能性についても調査をしてもらわないといけない。
まあ、王国軍が強かったのは、その所為だろうからな。スキルブックについても、スキルツリーについても、しっかりと把握していると思われる。その情報の一部でも、貴族に渡しておけば、今回の様な悲劇は無かったのではないかとも思う訳なんだけどな。その辺は終わってしまったことだからな。マジで自業自得案件なんだよ。……戦争でもな。
王国軍が出張ってきている間、敵国から普通に攻められて、普通に3都市落とされたらしい。それは仕方がないとは思う。精鋭部隊を内部の混乱の鎮圧に当てたんだからな。結局は、知識を独占していると、こう言う事が起きると言う事ではあるんだよ。負けたのは自業自得だ。貴族にもある程度の情報を与えていれば、こんな事にはならなかった訳で。その辺は王国には反省をして欲しい所ではある。スキルブックの情報なんかは、必須だろうとは思うんだよ。
それで、俺たちはというと、Sランク冒険者の義務を果たすために、未開の危険地帯に拠点を構えた。あそこを開拓しようと思うと、夢幻の世界を頻繁に消していかなければならない。まあ、本気で開発するのかは知らないけどな。とにかく、そこで夢幻の世界の攻略を行う事になった。当初の予定通りだな。そこでレベルを上げて、最強を目指すと。4人で最強を目指していくのは良いんだが、それでも色々とある訳だ。……そう、色々とあるんだよ。本当にな。
まあ、まずは俺とマリアナ、ノーデンとメリアが結婚したことだな。パーティーを組んでいて、仲良くなれば、こう言う事が起きるのも必然と言う事だ。結果的に、子供が居ると言う事で、妊娠中は活動が制限されたりもした。野良のパーティーを組んで、ノルマを熟すこともあった。まあ、その後は普通に10日に1個は攻略していったんだけど。……Sランク冒険者となると、自分で子育てはしないらしい。産むまでは自分でしないといけないのはそうなんだけど、この町には、託児所がある。冒険中はそこに子供を預けて夢幻の世界に挑むのが普通な様なんだ。何というか、金があるから出来ることって感じではある。それだけ夢幻の世界を攻略して欲しいと言う事ではあるんだろうけどな。何とも言えないが、まあ、それで良いなら良いんだけど……。
それで15年もすれば、レベルも2000を超えてきた。推奨レベルが高い夢幻の世界を選んで攻略しているからな。月日が立てば、そのくらいにはなるんだよ。まあ、普通はそんな事にはならないらしいけどな。安全で確実な夢幻の世界を攻略するのでいっぱいいっぱいらしいし。俺たちが攻略出来ない夢幻の世界は無いと言っても過言ではない。4人の実力を考えれば、攻略出来ない夢幻の世界を探す方が難しくなるからな。そんな訳で、ノルマ以上に攻略を続けてきた結果、こんなに強くなってしまった。まあ、強くなることは良い事だよな。これ以上強くなって何がしたいんだって事もあるんだけど、強くなるのに理由は必要ないからな。最強を目指すんだから、これ以上強くならないといけない。……けど、肝心の未知のスキルブックは落ちないんだよな。知っているスキルブックばかりが手に入る。まあ、自宅にキープしてあるんだけどな。子供たちが使わないとは限らないし。
その子供たちも、1人目は15歳だ。職業を貰う時期である。何の職業を貰うのかは知らないが、決して無駄にはならないだろう。生産職でさえも、ちゃんと出来るようにスキルブックは集めてある。どんな職業になろうとも、必ず活躍できるようにスキルツリーを整える事はしてやるつもりだ。そんな子供たちが、帰ってきた。職業を貰ってな。
「パパ! ママ! 職業を貰って来たよ!」
「そうかそうか。今日だったもんな。はしゃぎたくなるのは解るが、まずは落ち着くんだ」
「そうだよ。まずは落ち着いて。何の職業を貰ったのかな?」
「英雄って職業だよ! とても良い職業だって喜ばれたんだ!」
「英雄か。なるほど。良い職業を貰ったじゃないか」
「英雄って聞いた事があったよね? 確か、1人で何でも出来るって職業じゃなかったっけ?」
「そうだな。1人で何でも出来るようになる可能性がある職業だ。それで? クリフトはどうしたいんだ?」
「僕はね! アメリアと一緒に冒険者になるんだ! パパとママみたいに!」
「アメリアちゃんとかあ。メリアさんの子供だよね? 職業は何を貰ったって言ってた?」
「大魔王って言ってた!」
「大魔王? 知らない職業だけど、どうなの?」
「大魔王は、マジで何でもできる職業だ。はっきり言って、最強クラスの職業だよ。覚えるスキルも多いし、何をやっても強いんだ。まあ、おススメは魔法アタッカーになることだけどな。やろうと思えば、ヒーラーも出来るし、タンクも出来る。そんな万能の職業だよ」
「ねえねえ、僕の英雄はどうなの?」
「英雄も何でもできるが、基本はコンボアタッカーだな。スキルとスキルのシナジーを使いながら、どんどんと敵を倒す職業だ。……Sランクまで育てば、だけどな」
「僕は勿論Sランク冒険者になるよ! アメリアと一緒にね!」
「そうかそうか。それじゃあ、強くならないとな」
「うん!」
「でも、強くなるって言っても、ここじゃあ無理だよね? 旅に出ないといけない感じ?」
「そりゃあな? 強くなるためには旅に出ないといけない。ここは基本的にはSランク冒険者以外の冒険者はお断りって場所だからな」
「そっかー。それじゃあ、荷造りから始めないといけないね」
「まあ、まずはアメリアちゃんも一緒に行くのかどうかの確認からだな。クリフトが言っているだけの可能性もあるし」
「そう言えばそうだね。じゃあ、聞きに行こうか」
そうだな。子供の出立は良いものではあるが、冒険者って言う、危険な道に進もうとしている訳で。親はどうしても止めたくなるってのは、解る。俺もそうだったしな。親になれば、心配事も多くなってくる。子供たちの進路で、かなりな。でも、俺たちだって最強を目指したんだ。子供たちも最強を目指して良いんじゃないかとは思う。新たな旅立ちを、祝う方が良いんだろうな。……でも、少しでも良い装備を用意してやらないとな。死んでもらったら困る訳なんだし。Sランク冒険者になるって事は、ここに帰ってくるって事でもあるからな。
「どうしたの? 早くいこうよ!」
「珍しいね? 考え事?」
「まあ、な。さあ、ノーデンとメリアの所に行こうか。色々と話をしないといけないだろうし」
向こうも大変だな。俺たちも同じ状況ではあるけど。でも、何とかはなるんじゃないかな。でも、最強の座は渡さないから。俺たちが死ぬまで、俺たちが最強であり続けるんだよ。




