1年経過
OFUSE始めました。
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あれから、すべての夢幻の世界を攻略した。80箇所も攻略したことになる。まあ、ドロップは良いとしても、レベルはそこまで上がらない。推奨レベルよりも高い状態で夢幻の世界に潜っているからな。それは仕方のない事ではある。そして、俺たちは16歳になった。1年もこの場所で粘ることになるとは思ってもみなかったな。さっさとSランク冒険者になる予定だったんだ。今の状況は想定外と言ってもいい。まあ、仕方がない事ではあるんだが。
冒険者ギルドとは連携を取りつつ、夢幻の世界を攻略した。今は普通のパーティーが多くなってきているらしく、夢幻の世界を攻略しているパーティーも出始めているようだ。良い傾向だな。攻略をしてくれる人が居なくなれば、今回の様にスタンピードが発生する。それでは問題が大きくなるばかりなんだ。定期的に無限の世界を攻略してしまわないといけない。その為のパーティーの育成は重要なんだ。特にタンクとヒーラーは絶対である。
そんなことをしながら、冒険者ギルドと話をしていた。基本的には夢幻の世界の攻略法だとか、ボスの特性だとかを纏めておく方が良いだろうという事で、口を出している。ボスの情報もそうだが、雑魚がどんなものを落とすのかだって重要な情報なんだ。特にスキルブックに関しては、貴重な情報になってくる。今後の事を考えれば、スキルブックは必須になってくるだろうからな。情報を集めておいて損はない。
だが、良い情報だけが集まる訳では無い。悪い情報だって集まってくる。結局は13箇所もあった危険な地域は、18箇所まで増加し、町が亡んだ場所も3箇所から6箇所に増えた。ボスもそこからは動きが無い様で、現在はSランク冒険者による夢幻の世界の攻略を急がせているらしいが。それもあまりよろしいとは言えないらしいけどな。Sランク冒険者と言っても、ピンキリであり、本当に実力があるSランク冒険者は少数なんだ。レギオンでの行動が苦手だったりもするらしいので、使いどころがないSランク冒険者もいるとの事だった。
「この町は何とか乗り切ったか。まあ、全部おまえさんらのお陰だけどな。冒険者も育ってきたし、死んだ奴らの補充も出来てきている。……まあ、それでも死んだ奴らは帰って来ないんだけどな。悲しんでばかりはいられねえ。切り替えて運用をしていかないといけない訳だ。ただ、おまえさんらは、この町じゃなくても活動できるだけの力はついているとは思っている。近々依頼を出すから、別の町へと向かってくれるか?」
「別の町に行くのは確定しているから良いとしてだが、何処に連れていかれるんだ? 出来れば、Sランク冒険者になれるだけの夢幻の世界があれば良いとは思っているんだが。推奨レベルが300以上の夢幻の世界が無ければ、俺たちとしても無駄骨になるからな。依頼で何処かに連れていかれるとしても、そこだけは譲りたくはない。既にSランク冒険者への挑戦権はあると思っているからな」
「心配しなくても、おまえらならSランク冒険者にはなれるだろう。そこは疑ってねえ。……向かってもらうのは、亡んだ町の1つだ。そこには、推奨レベル300の夢幻の世界も存在する。そこで色々とやって貰いたいことがある」
「亡んだ町だと? という事は、奪還作戦が始まるのか?」
「そう言う事だな。危険な地域はSランク冒険者が何とかしてくれる。そっちの処理は何とか出来るだろうと信じているが、問題は亡んだ町だ。そこをちゃんと管理しなければ、大変な事になるのは解っているだろう?」
「まあ、大変な事になるだろうな。ボスが複数になる可能性も十分にあるんだから。スタンピードで強くなったボスが、共存しないとは言えないからな。勝手に争ってくれる分には良いが、そうじゃない可能性も十分にあり得る。共存なんてされたら、推奨レベルもあったものじゃなくなるからな。流石に格上のボスを2体3体相手にするのは厳しいを通り越して無茶が過ぎる。俺たちでも安全とは言えないだろうな」
「安全じゃないのは仕方がない。それに関しては諦める方が良いだろうな。とにかく、状況を悪化させないためにも、何とかしなければならない訳なんだ。だから、他の町の冒険者と連動して、町の奪還作戦を行う事になる。それのレイドについて行って貰いたいって話なんだ」
「それについては構わない。連鎖されても堪らないからな。で、俺たちはまず何処の町に向かえばいいんだ?」
「おまえらに向かってほしいのは、ルーデンドルフ伯爵家の町、ディルベットだ。そこでレギオンで攻略するという依頼が出ているはずだ。それに参加してもらいたい。行先は、クラメンティア子爵家の町、クーミーラルだ。復興をしたいらしいが、危険な夢幻の世界が多くて、足踏みをしている場所の1つだな」
「クーミーラルなら、夢幻の世界の推奨レベルが300まであったはずだ。そこの冒険者ギルドが生き返れば、俺たちだってSランク冒険者になれると、そういう事か」
「まあ、そういう思惑もあるってだけだけどな。どうだ? この依頼、請けるつもりはないか?」
「俺はもちろん受けたい。皆はどう考えているんだ?」
「あたしは受けますよ。魔物に支配された町を開放しないといけないでしょうし」
「僕も参加するよ。冒険者なんだ。多少のリスクは背負わないとね」
「私も参加します。というよりも、強制的に動かすことにした方が良いんじゃないですか? 戦力は幾らあっても足りませんよね?」
「まあ、足りないのも事実なんだがな。でも、今は王国そのものが機能していないんだよ。貴族も、何人も死んだ。今は国中が混乱しているんだ。兵を動員するにしても、何処の誰が指揮を執るって事も決まって無いくらいだからな。一番早く動きそうなのが、ルーデンドルフ伯爵家ってだけなんだよ。それなら、何とかSランク冒険者にもなれるだろう? 今回の機会を有効に活用してくれればいい」
「国も混乱中か。だからと言って、国境の兵士は動かせないだろうし、動員できるところも限られてくるか。解った。とりあえずはディルベットに向かおう。話はそこからだな」
「助かる。依頼文は用意しておく。こっちの準備が出来次第、送り出すことになる。……すまんな。こっちは何とか立て直す。向こうでも頑張ってくれよな」
「立て直してくれないと、ここまでした意味が無いからな。それと、こっちの心配はしなくてもいい。どうせ出ていくことになっていただけなんだからな。……まあ、予想よりも大きな柵があることは解ったが」
いざ、別の町へ。ディルベットはAランク冒険者までしか成れなかったはずだが、クーミーラルなら確かにSランク冒険者になれる夢幻の世界がある。まずはそこを開放しないといけないのか。それとも、ディルベットでAランク冒険者までになっておくのかだな。時間があるのであれば、Aランク冒険者になっておくのも1つの手だとは思う。その分のスキルポイントを振れるんだからな。余らせておいて良いものでもない。とっとと振り分けておきたいところではあるんだ。その機会があるのであれば、さくっとランクだけ上げておくのも手ではある。
だが、まずは向こうの状況を確認しないといけないだろう。ルーデンドルフ伯爵家がどうやって動くのか、確認しておく必要がある。早期に動くのか、慎重に動くのかで大分話は変わってくるからな。出来るだけ早期に動いた方が良いのは確かではある。さくっと解決できるのであれば、してしまいたいところなんだけどな。情報が何もないので、動くに動けないか。
俺たちが出来る事は何かといえば、戦う事しか出来ない。無制限に戦えるかと言われたら、無理だ。休みは絶対に必要である。レギオンなのは賛成だ。今のままだと、高レベルのボスを完封することは難しいだろうし。ボスも回復魔法を使ってくるようなら、長期戦は考えないといけない。何事もなく終わってくれるのが一番なんだけど、そんな訳にはいかないだろうからな。




