パーティー結成
OFUSE始めました。
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ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。
https://rukeanote.hatenablog.com/
さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。
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そして翌日。冒険者ギルドの一角で、4人の冒険者が集まった。俺を含め、この4人でパーティーを組むためだ。後は性格が合うかどうかだな。性格も重要なポイントになってくる。ゲーム時代でも、性格が合わないとパーティーなんて組めなかったからな。協調性がない可能性も十分にあり得た。そうじゃないと、こんな良い職業が残っている理由にならないからな。……この町ではそんなことはなさそうなのが救いだが。アタッカー偏重パーティーなんて、大成する訳がないんだ。何処かで躓く。Dランク冒険者くらいで、厳しくなってくるとは思うが。
「今日は集まってもらってありがとう。出来れば、この4人でパーティーを組みたいと思う。職業の相性はいいし、後は性格だけだと思う。性格的に合わないって状況になってくると、選定をし直す事にはなるが、そこは了承して欲しい」
「あたしはそれで大丈夫です」
「僕もそれでいいかな。性格が合わないのはどうしようもないと思うし」
「私も賛成です。出来れば、傲慢な人とは組みたくありません」
「助かる。それじゃあ簡単に自己紹介をしていこうと思う。俺はアーデルム。職業は守護者だ。パーティーの役割は、タンク。将来的にはアタッカーを兼ねたいとは思っている」
そんな俺のステータスがこちら。
――――――――――
名前:アーデルム
年齢:15
職業:守護者
Lv 0
HP 49/49
MP 13/13
攻撃力 7 +3
防御力 25 +8
魔法力 14
素早さ 4
スキルツリー 0
【守りの番人】〈0/100〉
【初級斧術】〈0/100〉
【防御力上昇】〈0/100〉
スキル
称号
〈Fランク冒険者〉
――――――――――
スキルツリーは守りの番人を上げていく。他は入れ替えになるから、そっちにはスキルポイントを振らない。それで良いと思っているからな。
「じゃあ次はあたしですね。マリアナって言います。職業は賭博師です。サポーターになりますけど、なんだかアタッカーもやるみたいです。よろしくお願いします」
そんな彼女のステータスがこちら。
――――――――――
名前:マリアナ
年齢:15
職業:賭博師
Lv 0
HP 13/13
MP 16/16
攻撃力 16 +3
防御力 3
魔法力 17
素早さ 23
スキルツリー
【賭けの対価】〈0/100〉
【豪運】〈0/100〉
【攻撃力上昇】〈0/100〉
スキル
称号
〈Fランク冒険者〉
――――――――――
豪運を活かしていくことになる。ドロップが確定になる事は無いが、かなり資金的には助かるはずだ。取り分をどうするのかも決めないといけないし、今日で決まると良いんだが。
「それじゃあ僕だね。名前はノーデン。緑魔導士になる。職業の特性上、バッファーになるのは仕方が無いとは思うけど、それで良いんだよね?」
まあ、最終的にはヒーラーも熟してもらうんだけどな。そんなノーデンのステータスがこちらになる。
――――――――――
名前:ノーデン
年齢:15
職業:緑魔導士
Lv 0
HP 12/12
MP 31/31
攻撃力 3
防御力 8
魔法力 24 +2
素早さ 9
スキルツリー
【緑の加護】〈0/100〉
【魔法力上昇】〈0/100〉
【初級暗器術】〈0/100〉
スキル
称号
〈Fランク冒険者〉
――――――――――
緑の加護を中心に上げて、他2つは交換だな。魔法力上昇も良い感じのスキルツリーではあるんだが、つぶしが効くんだよな。それじゃあ後々問題が出てくることになる。それを回避するには、スキルツリーは入れ替えた方がいい。
「最後は私ですね。名前はメリア。職業は聖女です。女性しか成れない職業だとは聞いていますが、攻撃力が低くて、まだレベル上げにも行ってません」
まあ、聖女の攻撃力は1で固定だからな。そんなステータスがこちら。
――――――――――
名前:メリア
年齢:15
職業:聖女
Lv 0
HP 29/29
MP 44/44
攻撃力 1
防御力 14
魔法力 30 +3
素早さ 4
スキルツリー
【女神の祈り】〈0/100〉
【初級巫術】〈0/100〉
【初級剣術】〈0/100〉
スキル
称号
〈Fランク冒険者〉
――――――――――
最終的には疑似的なタンクも熟してもらうが、かなりのヒーラーになる。魔法力がぶっちぎりに高く、最終的には攻撃魔法も覚えるので、かなりの戦力になってくれるはずだ。勿論だが、こっちも2つのスキルツリーを入れ替える事になる。生贄聖女にしてしまいたいところではあるんだが、本人がそれを許容するのかどうかだな。
「これで自己紹介は終わりだな。それでなんだが、何処まで強くなりたいのかって事を確認させてほしい。俺としては、このパーティーで最強を目指していきたい。Sランク冒険者になるのは通過点。そこから、どのパーティーよりも強くなる。だから、ここの拠点を最終的には引き払う事になる」
「あたしはそれでもいいと思ってます。冒険者になったからには、強くなりたいですし、Sランクを目指す事にも不都合はありません」
「僕もそれで良いよ。この町に来たのも、冒険者になりに来ただけだからね。この町に思い入れがあるわけでも無いし、最強を目指していくのも問題ないかな」
「私としても問題ありません。強くなりたいという事も解ります。せっかく冒険者になったのですし、上を目指すことは構いません」
「同意してくれたことで、懸念の1つは解消された。それでなんだが、スキルツリーについて口を出させてほしいんだが、構わないか?」
「あたしは了承しました。……スキルツリーについては、詳しいことは解りませんし」
「僕もおまかせで良いかな。詳しいことを知っている人がいるなら、教えてもらおうと思っていたしね」
「私も良いですよ。特に拘りがある訳でもありませんから」
「良いのであれば、その都度口を出していくことにする。基本はメインツリーを上げてもらう事になるが、肝心なスキルブックを手に入れるまでは、マリアナ以外はそうなる。マリアナは豪運のスキルツリーを上げてもらう事になる。それで良いか?」
「あたしは構わないですよ」
「僕も異存はない」
「私も構いません」
「ありがとう。最後に取り決めなんだが、資金の分配についてだ。それについてはどう思う?」
「あたしは平等で良いんじゃないかと思うんですが、駄目なんですか?」
「パーティー資金を作るかどうかだよね。僕としては、半分はパーティーでキープした方が良いとは思う。経費だって掛かってくるんだし、個人で好きに使うのは、少なくても良いんじゃないかな?」
「私も共有資産を作る方がいいとは思いますね。パーティーとして購入するものがあれば、皆で出し合う形にした方がいいとは思いますね」
「となると、パーティーで6、他が1とかどうですか?」
「僕はそれで構わないよ」
「私もそれでいいです」
「いや、ちょっと待ってくれ。マリアナに言いたいんだが、本当にそれで良いのか? 一応言っておくが、ドロップアイテムに関しては、マリアナが頼りになる。レアドロップもそうだ。だから、マリアナの取り分が多くなるように組もうと思っていたんだが……」
「いやいや、そんなことは出来ないですって。あたしが頑張ってドロップさせる訳でも無いんですから」
「平等で良いんじゃないかい? そこまで拘らないといけない事は無いと思うけど」
「そうですよね。平等で良いんじゃないでしょうか? パーティーの資金にすれば、それだけのお金が経費で使える事になるんですから」
「……豪運持ちと、そのほかの面子がそれでいいならそうするが」
普通にドロップ強化系のスキルツリーを伸ばしてもらうんだから、分け前は3倍程度貰っても良いとは思うんだがな。ゲーム時代はそのくらいの相場だったし。まあ、共用資金が増えるのは有難い話ではあるんだが。




