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世界最強の守護者  作者: ルケア


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ギルドマスターに報告

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 とりあえず、スタンピードは終わりを迎えた。それは良いんだ。それはそれで終わりなんだからな。問題があるとすれば、これ以上の被害を出さないようにすることだ。まだまだスタンピードを起こす可能性のある夢幻の世界は沢山あるという事なんだよ。何時から夢幻の世界を放置しているのかは知らないが、年単位で放置している可能性が高い。今回の事で、兵士は壊滅してしまったんだ。俺たち冒険者が何とかするしかない。しかし、冒険者ギルドも戦力が十分ではない事が確認されている。……今回の件で、何人死んだのかが解らないからな。


「!? 帰ってきてくれたんですね! ギルドマスターが待ってます!」


「あ、ああ。解った。そちらへ向かう」


 とにかく、俺たちが帰ってきたという事は、問題が解決されたという事でもあるからな。喜ばしい事ではあるのは解るんだが、高々Dランク冒険者に期待をし過ぎだ。俺たちでもなんとかなるかは微妙な所だったからな。収穫は大きかったが、それ以上に、こんなことを何度も何度もやらされて堪るかっていう思いがある。少しでも称号の確保が遅れていたら、レベルを上げるのをサボっていたら、そもそもこのパーティーを組めなければ。色々と思う所があるのは事実なんだよな。


「来たか。良く帰ってきてくれた。ボスの討伐に成功したと思っても良いんだな?」


「まあ、戦闘に入ったのは解っていただろうし、何とか倒し切ったのは事実だが。正直、死ぬかと思ったぞ? 推定推奨レベル650なんて馬鹿げた数値になっていただろうからな。格上すぎる敵と戦うのは怖すぎる。よくもまあ勝てたなと思う気持ちでいっぱいだ」


「正直、おまえたちが失敗したら、この町を放棄するしかなかっただろうからな。それは助かった。……領主に代わって礼を言わせてくれ。よくこの町を救ってくれた」


「安心するのは早いがな。まだまだ夢幻の世界がある。そこが3段階まで進んでいるだろうことは想像がつく。この町のすべての夢幻の世界を、1度リセットしないといけないだろうな。面倒で過酷な事にはなるが、それも俺たちが何とかしないといけないんだろうな……」


「そうなるだろうな。正直、アタッカーだけでは限界なのは解っていたことではある。これを機に、その方針が変わってくれると良いんだがな」


「それよりもこの事態が起きたという事は、……他の町でも同じような事が起きてもおかしくない。他のギルドにも連絡を取った方が良いんじゃないのか?」


「それは既に行っている。夢幻の世界を放置していたのは、ここだけでは無いだろうからな。しかし、何故こんなことになってしまったのかの、犯人探しが始まるんだろうな」


「それは当然の事だろうな。夢幻の世界を放置して、どのくらいの期間が経っているんだ?」


「大体5年程度だ。5年の内に攻略された夢幻の世界もあるから、最長でという事になる。……まあ、同じくらい放置している夢幻の世界はまだあるからな。そっちの調査もしないといけないだろう。おまえらには苦労を掛けるが、これも依頼だと思って諦めてくれ。他の冒険者では荷が重すぎるんだ」


「それはそうだろうな。ただ、俺たちだって何もしないとは言わないが、特例で冒険者ランクを上げてくれても良いんじゃないか? 今回の件の敵だと、普通はSランク冒険者が受け持つ様なボスだったのは確かだ。だからSランクまで上げろとは言わないが、ある程度は上げてくれても良いんじゃないか?」


「……すまんが、俺が出来るのはCランクに引き上げるまでだ。この町では、これ以上のランクを上げる手段が無いことになっているからな。……Sランク冒険者が受け持つ様なボスを、どうやって討伐出来たのかは、詮索しない様にはするが」


「とりあえず、Cランク冒険者にしてくれ。そうじゃないとスキルツリーが育たないからな。色々と言いたいことはあるが、規則なんだから無理だって事なんだろう? それを捻じ曲げろとは言わないつもりだ。出来れば上げて欲しいとは思ったが」


 冒険者ギルドの裁量がどこまであるのかは知らないが、ここではCランク冒険者にしか出来ないという事なんだろう。となると、事態が収まったら、次の町へと行かなければならない事になってくる。まあ、まずはノーデンのスキルブックを手に入れる方が先だが。他に良いスキルブックがあるのかどうかは、調べてみない事には解らない。まだ見ぬスキルブックがあるかもしれない。それは解っているが、今以上に強くなれるのかって所ではあるんだよ。中身は調べてみない事には解らないからな。


 後は、色々と後処理をしないといけないのはそうなんだろうとは思う。町にも被害は出ただろうしな。その復旧もしなければならないだろうし、まずは門の復旧からだろうな。入り放題になっているのは不味いだろうし、早々に作り直さないといけないだろう。木材が足りるのかどうかは解らないが。


「とりあえずは……休んでくれ。まだやらないといけない事は山ほどあるだろうが、おまえたちじゃないと出来ない事は多くある。それに備えてくれ」


「解った。とりあえず、次は3日後だろうな。それまでには疲労が抜けると思う。まあ、疲労を抜かなければならないのは、主に俺とマリアナになってくるが」


「魔法使いは、MPが回復すればそこまでって話を聞くからな。こっちとしては、問題ないはずだ。夢幻の世界も調査対象にはなるんだろうけどな……」


「もう1度確認した方が良いだろうな。短期間に連続でやらかしたら、本気で問題だぞ。後の事は、領主が帰ってこないと何とも出来ないだろうが」


「帰ってくるというか、派遣されてくるというかだな。今度の奴は、まともな奴であって欲しいけどな。2度は御免だ。貴族家の風潮も変わってくれると良いんだがな……」


「誰かがアタッカー偏重にしなければ、こんなことにはなっていなかったはずだからな。何というか、作為的なものを感じざるを得ない。これで他国から干渉されていた、とかになれば、非常に面倒な事になってくるからな」


「流石にそれは無い……と言い切りたいところだが、無いとは言い切れないのが辛い所だ。スパイが居るかもしれないって事だろ? 戦争になるのは御免だからな。出来ればそれは避けたい」


「それは俺も同じだがな。……Aランク冒険者までは、徴兵されるだろう? 戦争の方が圧倒的に死にやすい。魔物であれば、行動にパターンがあるというか、ヘイト管理さえ出来れば、タンクが受け持てばいいからな。それが人間相手では出来なくなる。つまりは、アタッカーが狙われやすくなるという事でもあるからな」


「戦争にはアタッカーが必要不可欠だからな。だが、危険地帯を放置して、戦争なんて始めようとするとは思えないんだが……」


「それは同感だが、そもそも危険地帯が国境とは無縁の場所だからな。全ての国が管理していると言ってもいい。まあ、この王国は隣接している分、危険度は他の国よりも高い訳だがな」


 そんな場所を放置しておいて、戦争に向かう余裕はないとは思うんだがな……。一応は推奨レベル1500までは攻略したことがあるとは言っても、4段階目のボスなんて初めて見たし、悪夢ってついているボスも初めて見た。まだまだ知らない事があるんだと思い知らされている所ではある。そもそも、5桁の武器なんて初めて見たんだ。ゲームでは豪運持ちとは行動していなかったからな。豪運持ちだとそのレベル帯になってくると、ついてこられないって事があったし。まあ、それでも持っていくって人たちもいたけどな。高級品に関しては、そういう人たちが抱え込んでいて出て来なかった可能性が高いな。やっぱりゲームとは違う現実だからこそ、起こりえた事でもあるって事なんだろう。こうなってくると、楽しくなってくるから困るんだ。こんな現実でも、楽しんでしまう自分が居るのが、少しだけ怖いんだよ。


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