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世界最強の守護者  作者: ルケア


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スタンピード発生

OFUSE始めました。

https://ofuse.me/rukea


ついでにブログも始めました。好きなことをつらつらと書いていく予定。

https://rukeanote.hatenablog.com/


さらについでにTwitterも始めました。変なこともつぶやく可能性があります。関係ないことも沢山つぶやきます。

https://twitter.com/rukeanote

 残りは獣の森だけになった訳なんだが、一先ずは休憩が必要ということで3日ほど休みにしようとしていた訳なんだが……。


カンカンカンカンカンカン


「騒々しいな。……まさかスタンピードが起きたのか? それなら魔物が溢れてくる、それとボスだな。それの対処をしないといけない訳なんだが……。領主の兵はどうした? 掃除に向かったんじゃないのか? 掃除をしているなら、そこまで早くスタンピードを起こすとは思えないんだが」


 領主の兵が動く事になっていたはずだ。それであれば、攻略は無理でも、間引きくらいは何とかなったはずなんだがな。まあ、何ともならなかったからスタンピードが起きているという事でもあるんだけど。ただ、そうなると……兵士の殆どは死んだという事になる。スタンピードが起きた場合、3回進化したボスが出てくる。そうなると、+300程度の推奨レベルになってくる。獣の森の推奨レベルは50。つまりは350相当のレベルのボスが出てきたことになる。まあ、アタッカーだけでは勝ちは拾えないだろうな。


 ボスは暫くは夢幻の世界の入り口から動かない。まずは雑魚どもがどれだけやってくるのかだ。それを討伐出来れば、ボスがやってくる。まあ、それでも1日で終わるわけでは無いが。ゲームのイベントだと、1週間くらいはスタンピードが発生していた。無理やり止めるのであれば、取り巻きが沢山いるボスを何とかしなければならない。それをするのであれば、レイドで突っ込まないといけない訳なんだけど、レイドを組めるだけのメンバーが居ないだろう。俺たちが単騎で突っ込むことも出来なくはないが、ボスとすれ違う可能性もあるからな。多分だが、この町でボスに対処できるパーティーは、俺たちの所くらいだろうし。


 とりあえず、皆と合流しなければならない。俺1人ではどうしようもないからな。冒険者ギルドに集まるしかない。というか、異常事態が起きたら冒険者ギルドに集まる様には言ってある。何かが起きた時に、合流出来ないでは済まないからな。


「あ! アーデルムさん来ました! もう、遅いですよ!」


「すまん。状況はどうなっている?」


「それは僕から。とりあえず、僕らのパーティーは昼から夜までになったよ。戦力的には厳しいらしいけど、分けないといけないのはその通りだしね。これから何日間、戦わないといけないのかが解らないんだから。ローテーションを組んで、常時戦力が居る状態にするのが基本。だから、僕らは昼を食べてからで良いらしい。その代わり、夜も来る恐れがあるから、ある程度の時間までは戦わないといけない感じだね」


「それに付け加えれば、Dランク冒険者は貴重になってくるので、殆どがEランク冒険者です。ですから、かなり危険な事になりますわね。死者が出るのは避けられないでしょう。全てを守ることは不可能ですから。それは私も解っている事なのですが」


「それなりに死者は出るとは思うな。というか、領主の兵がかなり死んでいるとは思う。そうじゃなければ、スタンピードなんて起きなかっただろうしな。思ったよりも雑魚が強くて、兵士が対処しきれなかったのではないかとは思うが」


「それなんだけど、領主は結局兵を出さなかったってさ。慌てて今前線で対処しているらしいよ。こっちの警告は嘘だと判断したらしいからね。ギルドマスターが大声で叫んでいたよ」


「……馬鹿なのか? そもそもスタンピードについて知らなさすぎるのが問題だ。夢幻の世界は利益が大きい。その代わり、リスクもあるんだ。それを考えないといけないのが貴族家のはずだ。なぜそんな事すら知らないんだろうな」


 怠慢なんてレベルで済ませて良い話ではない。定期的に攻略して、夢幻の世界の安全な活用を考えていかないといけないのが貴族の仕事だ。安全に運用できないのであれば、夢幻の世界なんて作らない方が良い。夢幻の世界は、余程の事が無ければ、そういう地形に出来るのだ。獣の森は、割とどんな場所にも出てくるんだけど。動物や魔物が居る森があれば出来るからな。簡単な条件で出来るから、推奨レベルは低くなっているんだが。スタンピードが起きれば、推奨レベルは+300されてしまうので、それまでには夢幻の世界を攻略してしまわないといけないんだ。


「管理不足に関しては、国から色々と言われてくれるのを期待するしかないか。俺たちは俺たちの出来る事をやろう。昼までは待機なんだから、しっかりと休ませてもらおうじゃないか」


「そうするしかないよね。担当以外の戦局を変えすぎても問題が起きると嫌だし」


「そうですね。基本的にはやらなければいけない事は決まっているのですから、それを熟しましょうか」


「でも、本当に大丈夫なんですかね? ちょっとでも数を減らした方が安全なんじゃないですか?」


「それに関しては、解らないという事が解っている。何が起きるのかなんて誰も知らない。俺も知らない。基本的には、夢幻の世界をスタンピードさせるなんてありえないんだから。常に自分が正解を選べるとは限らないんだ。こういう時は、ある程度周りに合わした方がいいんだ」


「協力するんだから、皆で頑張らないといけない訳さ。僕たちが全部背負う事じゃない。背負う人が居るとすれば、この状況を起こしてしまった貴族様なんじゃないかな」


「結局はそこに尽きる訳ですね。何でこんな状況になったのか。それを検証するのは後です。それは貴族様や冒険者ギルドがする事ですから。私たちが干渉する事でもありませんね。一冒険者でしかありませんから。責任があるとすれば、冒険者ギルドか貴族になるわけです。こちらには特にペナルティーは無いと思いますよ」


「自分が強くなったからと言って、何でもできるようになったわけでは無いって事だな。あくまでも、自分が強くなっただけ。周りはそうじゃないし、自分勝手に動く方が迷惑になる事もある。……死人が多く出るだろうことは避けられないからな。それに関しては、俺たちも重々承知の上だ。だが、出来る事をやるべきだ。それでも駄目な時は、何とかして頑張らないといけないとは思うけどな。それは今じゃないって事なんだよ」


 冒険者も兵士も、たくさん死ぬんだろうな。それは解っている。その上で、やらないといけない事をやるべきなんだ。俺たちの立ち位置的には、言っては何だが、切り札的な状況な訳で。多分だが、ボスには当てられる。それまでは待機命令が出てもおかしく無いくらいには、俺たちのパーティーが、戦力になる。


 どう使うかは自由ではあるが、ボス戦には出ていかないといけないのは解りきっているんだよ。それが何時やってくるのか。それが問題になってくる訳で。早く来てくれた方が都合がいいのは確かではある。早く終わらせた方が良いってのは、ある意味常識だからな。スタンピードなんて害しか無いんだから。


 ただ、昼まで何をするのかってのもあるんだよな。暇すぎるんだ。起きるのがもう少し遅ければよかったんだろうが、目が覚めてしまった訳だからな。情報収集をしようにも、この混乱時期に何が出来るって言うのか。受付は冒険者で一杯だし、待機出来ない奴らがどんどんと出撃していく。命令無視なんてあまりしない方が良いんだがな。どちらにしても、戦力は何とか出来るだけの数が居るんだし、心配しても仕方が無いところではある。


 待つしか出来ないんだ。待つしかない。どうせすぐに戦う時はやってくる。それまでに戦意を高めておけばいい。それで良いんだ。こういう時は、団体行動が出来ない奴から死んでいくって言われているからな。死ななければ何とかなるんだよ。だから、まだ前に出る時ではない。出たい気持ちは解るんだけどな。でも、出ても仕方が無いから。どうせ時間がやってくる。その時に戦力になれるのかどうかが問題になってくるからな。


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