激強と矢
襲い掛かるモンスター。その名もスライムβ。そして目の前には3人の人間。一心不乱に進んでいくそのモンスター。そして
勝ちを確信した。はずだった。
『天界の牢獄。』
突如としてβの真下に魔法陣が現れβを縛り上げる。そして、
「じゃあね!」
『ブレイブスラッシュっ!』
その瞬間。ただの2秒の間にβは討伐された。あの二人は一体なんなんだ…あと一人…奥に男が棒立ちしていたような気がするが…
「な…泣かないで?ほら!ホイップロールあげるから!」
「役立たずすぎじゃね?もっと弓矢うってよー」
もうなんて言うかね。俺の約立たず…お荷物間が凄かった。もう嫌だ。嫌だよォ…
「確かにスライム一体倒すのに弓10本でやっととは言ったけどさぁ?頼むからちょっとくらい与えてよダメージ。」
という事で。何があったのかと言うと…
「んじゃクエスト受けますか。」
「おー。」
クエストを受けることになった俺達。何を受けるのかを話していた訳だが…
「ドラゴン行く?」
「行く訳ねぇだろ!」
こんな会話がもう10分も続いていた。
「あー!もう分かった。スライムでいいね!ββ。」
なんだその面倒くさそうな言い方は…このやり取りを見てヒイロは「仲良いんだねぇ!」と言っていたが
「「どこが!?」」
と言われやっぱりー!とか言っていた。どこが仲良いんだろう…
そしてクエスト開始。
行く途中にこの世界について色々聞いていた。
まず魔王がいて、その魔王がこの大陸の征服を狙っているそう。8割征服し終わってるそうで、かなりやばい。想像してたよりもヤバかった。さらに属性についても聞いた。火、水、木、土、雷、闇、光があり、有利不利がある。定番の火は水に強いーとかは省かせてもらうが、有利な時はクリティカルが出たり、スキルの効果を倍増されたりといい効果があるそう。土、雷に関してはサブスキルを付けることでクリティカルを与えられるそう。
そんな話をしていると目の前にモンスターが現れた。
冒頭に戻る。。。
「うわぁん…」
「お…お前泣きすぎ。弓矢だって種類しだいで色んな効果あるんだから…」
…ん?
トーチのやつ今いいこと言ったな…
「おい。弓矢に種類ってあんのか?」
「たりめーだよ。毒着くのもあるし攻撃力上げた矢もある。爆発する奴とかもあるな。」
「な…」
「な?」
「なんで言ってくれなかったんだよォ!」
「うわぁ!抱きつくな…ぼけぇ…!離れろよ!周りに人いるの!」
「うわぁぁぁぁ!!」
この後ヒイロさんにこっぴどく怒られました。
という事で。「武器屋にいっぱい種類あるよ?」とヒイロが教えてくれたので…
「おぉ!あんちゃん!まだ1日もたってねぇぞ?もうG稼いだのか?」
「はい!前の30G返しますね…」
「おう!」
なんかすごく懐かしい気がする。居心地いいなぁ…
「まさかこんなにすぐ返してくれるとはな。ほんでよ。なんでい。美女二人連れてなんだ?ハーレムでも作ってんの?」
「違います!!」
断固拒否!
「へぇへぇ。んであんちゃん。何用よ。」
「矢の種類を見に来ました。」
という事で本日の戦利品。
攻撃矢レベル2×20
攻撃矢レベル3×10
毒の矢×10
爆発矢×10
ノックバックレベル5×3
Gはまけてもらって500Gになりました。ありがとう。店長っ…
ついでにポーションも買ったがそのポーションが…
「キンッキンに冷えてやがるっ…」
「なんか言ったか?」
「なんも言ってないです。」
「さぁて!クエストもう一個行くかぁ!」
「いいけど…コウタ次第かな。行きたい?」
「おう!」
「どれ行くよ。α?」
βがあればαもあるのか…
「いや…」
そして俺は自信満々でこう叫ぶ。
「レッドドラゴンだ」
この戦いで俺初めて活躍する事が出来るのだが。それはまた次回。
という事で。ずんだです。今回1度書いた文が全部消えまして死にかけました。
気持ち改めて…ブックマーク登録ありがとうございます!(今更)
そしてコメントなども実は頂いております。ここには書いてないんだけどね…
ほんとに励みになりますので今後もよろしくお願いします<(_ _)>
という事で次回。初めて活躍します。よし。頑張ろう。