表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/17

絶望とパーティ

「そ…そんなに落ち込まないで…?ほら…お菓子あげるから…」

俺は天使になぐさめられていた。だって…だってぇー!

スキルが弓に対して意味ないってどういうことよ!?

はぁー…と大きなため息。もう何回目かも覚えていない。「もうどうすればいいのー!」と日彩さんが言っているが今だけはちょっと元気が出ない。

もうあのジジィはなんでこんなに俺に物をくれねぇんだよ…

そんな事を思っていると…

「おーい。そこの新人くん!」

例のカウンターで斜め椅子してた人だ…何の用だろ…

「なんか用ですか…?」

俺がちょっと面倒くさそうに聞くと…

「君のステータスを確認してみてー!」

は?ステータス?どれどれ…



???

「あのー。」

「うん。」

そのステータスカードに書かれた情報には、

AP20

SP50

GP10

そして

運20

知力90

そう。知力高ぇ。

「ね!?知力高いのよ!人よりも!!」

やったぁ!って喜ぶってよりもこれ高いのか…?

「あのー。これって高いの?」

「うん。まぁまぁ高い。」

多分だけどさ。これ俺の元々の知力だったりしてね…

「それで…要件はそれだけですか?」

「いや!お願いがあるんだよ!」

なんだよお願いって…まためんどくさい…

「私と付き合ってよ!」

……

「はぁ!?」

「クエストに」

ウワァァァァァはめられた!

ちくしょう紛らわしいこと言いやがって…

「あのー…すいません…どちら様ですか?」

今までじっと俺達の会話を聞いていた日彩さんが聞いてきた。それに対し…

「私かい?私はトーチ!」

あの人トーチって言うんだ。

「気軽にトーチって呼んでねー!」

その後互いの自己紹介と俺とトーチさんの関係について話した。

トーチさんはここのカウンターに憧れバイトとして入ったがなんか面倒くさくて今辞めてきたそう。馬鹿げた話である。それで俺の名前と顔にピンときてパーティに入りたいんだとか。意味わからんしこの世界にもパーティってあったんだな…

「ちなみにひいろんはコウタのパーティメンバーなの?」

ちなみにトーチさんは日彩さんのことをひいろんと呼んでいる。羨ましい。

「いえ。でも出来れば…私もパーティに入りたかったので。良いですか?コウタさん。」

「はい。」

即答であった。うん。仕方ないよね。

その後敬語はやめようという話になり…

「よろしくね!コウタ!」

「よろしく!ヒイロ!」

「あのー…私は誰も呼んでくれないの?」

「「あー。よろしくトーチちゃん」」

ハモるってこういう事だろう。

トーチさん…いやトーチがなんかブツブツ言っていたがこれでパーティ完成ということだそう。

ちなみにトーチさんは剣士ではなく魔法使いとの事。この世界どうなってるんだろう…



どうも。ずんだです。

ごめんなさい。今回はのっぺり感ある感じです…次回はクエスト回にしようと思いますので楽しんで頂けたら…

ヒロインのひいろんとトーチちゃんのかわゆさも増やせたらいいなぁ…

それではっ!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ