普通な男の異世界勇者生活
「…ここはどこだ…?」
ふと目を覚ますと目の前には真っ白な世界が広がっていた。
そんな中にぽつんとふたつの椅子が置いてある訳だが…
あれれー?おかしいぞ?俺は昨日ASMR聞いて「今日のスライムの音いいなぁ」なーんて考えながら優雅に眠ったはずなんだけど…
「何でこんなとこにいんだろ俺は…」
またなにかのドッキリでしょうに…モニ○リングみたいな感じであとから来るんでしょ…なんて呑気な事を考えていた俺だけど。
この数時間後、まさかあんな事が起きるなんて…
思いもしなかったのです…
うーんなんかこの部屋見覚えのある場所だなと思ったら…
「異世界転生する時の部屋じゃね…?」
「そうじゃよ?」
「やっぱりー……」
…
…
…
…
!?!?!?
「誰だぜ!?」
「なんじゃ。その変なしゃべり方は」
「あんたの方が変だと思いますけどね…?」
突如として俺の目の前に現れたそいつ。
なんと金髪美女の女神様!!!ではなく
まぁ多分60代くらいのおっちゃんだった。
髪はハゲててオマケに着物姿と来た。顔はやけに優しそう
もう何が何だか…こういうのって女神様が来てくれるんじゃなかったの…?
「なんか残念そうな顔してるのは何故じゃ…」
「すいません…予想を90度超えて言ったもので…」
もう語彙力も崩壊だよ!
「んでじーさん。」
「分かっとる分かっとる。君がここに居る理由じゃろ?」
なんだ話の分かるじーさんじゃねぇか。
「君がここにいる理由はの。」
薄々きずいてはいたが、死んだんじゃねぇかなとは思う。
でもさ
死因がわからねぇよ…え…何?ASMR聞いて死ぬとかどういう事なの…
「そちは死んだ」
知ってた。。。
じゃなくて…!!
「死因って分かるの?」
なんかOKなんちゃらに聞く時みたいになってしまったが…
「死因の。そなたが死にたいと言ったから殺した。」
…
ちょっと待て…色々ツッコミどころがあるな…
まず俺死にたいとか言ってないぞ…あと殺したって…あんたが…?
「あんたが殺したの?俺を?」
「うん☆」
まぁたしかに異世界はスマ○トフ○ンと○もにでも手違いで死んでた気がするし…
あ。
言った。俺死にたいって言った。
「ゲームの事でだけどな!?!?」
「あ。そうじゃったの?許してちょんまげ!」
じーさんはハゲてる頭を手でコツンと叩いた。可愛くねぇよ…
次回へ続きます…
どうも!初めまして!ずんだでございます!もう何から話せばいいのかわかりませんが…初めて書く小説です!
異世界転生というテンプレの元、そいつを破壊しながら進んでいこうと思います(???)小説を最近読み始め、ハマって、自分でも書きたいなと感じてました!これからよろしくお願いします!