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短いです。
「あっコバちゃんもう来てるわよ。」
お店に着き中に入ると店員さんが声をかけてきた。
「ありがとう。」
礼をいい奥の部屋へと足を進める。ふすまを開けると目の前には一人の男の人。へぇ~かっこぃぃ人がいる。珍しい。合コンなんて必要なさそうなのに
「コバ悪いな。思ったより仕事早く終わったよ。」
まだ約束の時間前だったがみんなそろってしまった。なかなか珍しいことだ。営業マンはたいてい遅くなる。定時というものはないに等しい
「かまわないわよ。早いけどもう始めましょう」
私はそういいサトに女性分の会費を渡した。
「あと、織田今日が来るっていったからつれてきたぞ。」
へぇ~と興味のない返事をした。私はさっきの男のほうがちょっと気になる。
「お前がさっきから穴が開きそうなくらい見てる奴だよ。」
サトはそういい自分の目当てである川合ちゃんの所へ行った。なるほどね。みんながいないなら来ないといった理由がなんとなくわかった。そして、私は一気に興味がなくなった。
彼からの視線に気が付くことなく・・・