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僕は空を見ていた

作者: 古瀬

僕は沢山の僕を作った

どれが本当か分からなくなって

1個、1個捨ててゆく

本当の僕を探してた


僕は昔はどんなんだっけ

忘れないように覚えて居たいと思ってたのにな

いつからか思い出せなくなっていた

想いは覚えて居られないのかな

僕は沢山の僕を作った

どれが本当か分からなくなって

いつか、いつか見つかるまで

探し続ける


空の蒼が雲が綺麗に見えた

曇り空に心踊った

あの日の気持ちは何処からやってきたのだろう

僕は、僕は空を見ていた


本当の僕ってなんだろうな

探しても分からないまま沢山を演じてる

いつからこんな風になったのかな

本当の僕はどれの僕なのかな

僕は沢山の僕を作った

どれが本当か分からないままで

いつか、いつか見つかるのかな

探している


僕は僕と胸を張って言えた

あの僕はどこへ隠れたの

あの日の想いはどこに居たのだろう

僕は、僕は空を見ていた


まだ僕は僕が分からないや

この先もきっと僕はこのままで

いつか、いつか今日の想いも思い出せなくなるから







古瀬


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