昭和や平成初期の歌を聴きながら
「それが大事」「リンダリンダ」「愛は勝つ」「DESIRE」「YAH YAH YAH」「ガラスの十代」「ランナー」「熱くなれ」「My Revolution」「ロード」「もう恋なんてしない」「ジンギスカン」「勇気の鐘」……
最近、何となく古い歌を聞いています。
私の判定で「名曲」ってやつですね。
一部、(笑)が混じっていますが……。気にしないでください。
古い曲って、今どきの歌より奥が深いというか、心に染み入るものがあるというか。長年聴き続けられるだけの本物だと思う訳ですよ。
浅い曲ではすぐに廃れて消えていくわけです。
若い方にしてみれば「懐古厨が何か言っている」程度の話だと思います。
自覚はありますよ。
ただね。
名曲を名曲と言うのにはちゃんとした理由があるんですよ。
古い曲を聴いて育った世代というのは、その曲一つ一つに思い出があるんですね。
思い出を積み重ねてきた分、その曲に思い出が、その時の感情が積み重ねられる。
古い時代の名曲とは、新しい曲では持ち得ない「思い出の重み」がある訳です。
その「重み」こそが、名曲を名曲足らしめるのではないかと思うのです。
歴史が違うのですよ、歴史が。
また、聴き手の成長も名曲を作るものだと思います。
大人になってわかる「何か」があるわけですよ。若い時には分からなかった音楽の良さに気が付き、あの曲はいい曲だった、名曲だったと思い至る。
そうやって考えると、今の人気ある曲たちも、いつか時代を超えていつか名曲に育っていくんでしょうね。
……「ロマンス」も、あのアニメとともに名曲になるのかなぁ?