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再会の前の話2

昼休みの話

あの後、花は捨てた。


勿体なかったが、必要性がない。

邪魔、だったし。


俺、鈍いし。

あんまりショックじゃなかった。



4時限めの終わり。

昼に入る前に、担任に呼ばれた。



『中間試験で順位が上がったあいつ。カンニング犯だ』




って、名指しで密告が入ったって。



担任はカンニングはなかったと、思っているって言った。


理由はカンニングの相手がいないから、だって。


今回の中間で、俺だけが解いた問題があった。

それは試験範囲内ではあったが、誰も解けないだろうと設問したものだったと。


むしろ俺が説いてびっくりした。


って、そういえば言われてた。


担任は俺の部活の顧問だし、成績にこだわってないのを知っていた。

なんか、誰に恨まれたか知らんが気を付けろだって。


よくわかんないけど、それで昼休みがつぶれた。


腹が減ったまま、次の授業とか。

そのほうがショックなんだけど。


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