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歪(ゆが)んだ情報の真相

上手くお話が続きません。

文才、ください。


拙いものをさらしている自覚はありますが、許してやってください。

”青い人”あらため、”コバルト”ことルー。

ルーも、以前落ちた時の知り合い。


”精霊族”の父親と”魔神族”の母親を持つ、小さな小さな生き物だった。

森の奥の小さな泉に”ふわー”って浮かんでいた。

あらためて、ファンタジーな世界だって思ったのを覚えている。


この世界で出来た二人目のお友達。


そう思っていたのに、”元の世界に戻る”という時に呪われた。

お友達なのに、呪われた。

だから、俺が何か失敗して嫌われたのだと思った。

戻ってからもちょっと悩んだけど、違ったようだ。


泣きそうな顔をしながら、切々とルーは語ってくれた。


「あなたは私を見出してくれた。あなたは私を幸せにしてくれた。あなたは私を”祝福”してくれた。なのに私は条件を満たせていなく、進化できなかった。だから、私を捨てるのだと思い込んでしまった。」


ゆえに、呪ってしまったのだと。


「しかし、ロウ様からお話があり、あなたは再度この世界にいらしてくださると予言していただきました。自分は会えないだろうから、コイツとむかえてやってくれともおっしゃいました。ですから、渋々コイツと仲直りをし、あなたに再度お会いできる日を指折り数え、待ち望んだのです。」


だから、今とても幸せで、申し訳なくって、複雑な気持ちであることも。

呪いを解くため、この瞬間に死んでしまっても良いと思っているとも、語ってくれた。


いや、確かにそれで呪いは解けるけど、それは『嫌だ』と伝えたら本格的に泣き出した。

声も上げず、静かに涙を流していた。


『・・・レーヴは、伝えてくれなかったの?』って、一人目のお友達に言ったら。

『理由を言わなかった。ノゾムに大事にされるルーがうらやましかったから。』と答えた。


原因はお前か・・・。


ちなみに”ロウ様”は、レーヴの育ての親で、この世界で一時的に保護者になってくれた人で、神官としてのお師匠様。

そして、当時の”神の御子”。


まぁ、そんなこんなありまして、ちょっとしたすれ違いが生んだ、ちょっと悲しい出来事でした(マル)っと。



って、なんか脇道にそれたような・・・。

あ、周囲の人置き去りにしてた。


壁の向こう・・・って。

一部を除き、固まっている。


ですよね。

自分たちを置いて話は展開していくし。

自分たちが信じていたことを否定されるし。


大河内と川上姉弟(その一部)は、困惑のまま。

元々、この世界のことに詳しくない。

いつものように、俺がボコボコにされるのを見ていたら、置き去りされ訳の分からない展開に。


そして、ヴィーは・・・。

何かに超頷ちょううなずいている。

まぁ、俺を”緑のお方”とも呼んでいたから、少しは何かを知ってるんだろう。



「しかし、そもそも”祝福”とはどんなものなのだ?」


っと、不意にヴィーが言った。

また、周囲を置き去りにする気・・・。


「”祝福”とは対象者の幸運を願い、祝い、祈る、それは当たり前ですが、神の恵みを、救いの御手みてを差し出していただくための目印です。一種のマーキングといってもいいでしょう。」


すると、落ち着いた声が説明を始める。

壁の向こうなど、気を遣う必要あるの?てきに、真面目な顔で、淡々と。

涙の後すらないけど・・・さっき泣いたよね。


「神は”祝福”により対象者を他者と区別することが出来るようになり、神官の”祈り”の強さによってさずけるべき恵みを考え、対象者をためすのです。」


「そうか、それが条件を満たすということか。」


再び、超頷ちょううなずいているヴィー。


「そうです。”祝福”だけでは意味を成さないのです。」


「そうなのか・・・。知らなかった。」


「先代の”神の御子”は先程の話しをすべての神殿、教会。神に仕える者の施設に伝えました。すべての神官はそのことを知ったはずです。事実、何名かの神官は、対象者に神の恵みをさずけていただくことに成功しましたから。」


「だが、伝わっていない。何故だ。」


そうヴィーが言った後、再度ルーの雰囲気が変わる。

”緑の障壁”を張った時と同じように、冷たく・・・黒く。


二人で一緒にここまで来たのだから、ヴィーとルーはそれなりに親しいほうなんだろう。

知人同士の立ち話的な雰囲気で話しは進んできたし。


ヴィーは疑問を口に出しただけ。

だからそれが原因、とかではないだろう。

何かほかの原因・・・って、あれ?レーヴがいない?

さっきまでいたよな?


次回・・・書けるのかな。

完結できるように頑張る気はあります。

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