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代車

作者: 尚文産商堂

「では車検の間、こちらの車をお使いください」

「ありがとうございます」

車を買ってから3年目。

車検のために1泊2日で車を預けることとなった。

ただ、そうなると帰りの足がなくなってしまう。

それを考えてあらかじめ代車を申請しておいた。

「今回の代車は、大きさは同じコンパクトタイプでですが、オートマ車になります」

さすがにいつも乗っているマニュアル車の代車はなかったようで、オートマ車だけが取り寄せできたらしい。

「いえいえ、こんな立派な車……」

車を見て驚いた。

何せ手野自動車の最上位モデルがそこには鎮座していた。

確かにコンパクトモデルではあるが、まさか本当に来るとは思ってもいなかった。


そのあと、軽く操作方法を教えてもらって借りることとなった。

今まで乗っていた車とは雲泥の差の座り心地で、操作性も抜群。

何から何まで、完璧な車だった。

値段を除けば、この車を思わず買ってしまうだろう、それほどのいい車だった。


車を返却するとき、かなりホッとした。

無事故で返せれたのが何よりだ。

次はもっと安い車にしてもらおう、そう思いながら愛車に乗り込んだ。

ちなみに車検は何の問題もなかった。

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