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TS勇者は、恋に落ちない  作者: ケモナー分身体
1/3

1話

短編のような連載です。

俺は勇者としての仕事を全うしようとしている。あと一歩で魔王を倒せそうなのである。


『魔王、最後に言うことはあるか?』


[フッ、ハハッ、面白かったぞ、勇者。さようならだ!]


『自爆か!レイ頼む!』


「あぁ、ノーダメージバリア。」


[フフッ、残念だったな。]


「なっ!セナ避けろ!呪いだ!」


俺は急いで回避行動を取ったが一足遅かった。呪いを真に受けて、しまった。俺は呪いを少しでも早く解くために、魔王に聖剣を突き刺した。


[………あぁ、勇者に最大の不幸を、、]


魔王の最後の言葉は俺への恨みの言葉だった。


「……やった!やったぞ!セナ!魔王を倒したんだ!」


『あぁ!ここまで長い旅だった。』


「そうだ!呪い、呪いは解けたか?」


『わかんね。』


「とりあえず、呪い破壊(カースクラッシュ)をかけておく。が、魔王の呪いだ。解けるかは、わからない。」


『わからなくてもいい、とりあえずかけてくれ。』


呪い破壊(カースクラッシュ)。」


呪い破壊(カースクラッシュ)を、かけられた途端体が熱くなってきた。


『あがっ!あづい!がらだがもえる!』


「大丈夫か?!」


『だめ!じにぞう!』


「水!水の玉(ウォーターボール)!これで体を冷やせ!」


『がげで、』


「わかった!」


水の玉(ウォーターボール)で、水をかけられたが全然冷えない。頭が痛くなってきた。


『もゔ、だめ、、』


「セナ!セ……!………!」


俺は熱さのあまり気絶した。


…………《??時間後》…………


『……ふがぁ?!』


「セナ!良かった、目が覚めたんだね。」


『えぇ〜っと、確か、俺は魔王を倒して、それで?』


「呪いにかかったんだよ。」


そうだ!!思い出した!!俺は魔王の呪いで死にそうになったんだ。呪いは解けたのだろうか。


『呪いは解けたのか?』


「いいや、解けてないよ。セナ、お前自分の姿を鏡で見てみろ。解けてないのがわかるから。」


俺は鏡を見た。鏡に映っていたのは美少女だった。黒髪ロン毛の貧乳美少女だ。


『誰?』


「セナ、お前だよ。」


『えっ!俺?俺?俺ぇ?!』


「それが魔王の呪い。《女体化の呪い》だよ。」


ウソだ!俺が美少女になるわけがない!そうだ!股のアレ!アレがあるはずだ!俺は服を急いで脱いだ。


「ちょっ!セナ!?」


俺は股を見た。ない!アレがない!絶対にあるはずのアレがない!


『そんなぁ、、、』


「セナ、服を着て。お願い早く。」


『えっ!あっ!ごめん!』


「うん。」


俺は服を着た。服もよく見たら、ワンピースだった。それ以外の服はなかった。


『うぅ、ズボン着たいよぉ。』


「今はワンピースで我慢してくれ。」


『うぅ、下がないよ、スースーするよ、不安だよ、、、』


「まぁまぁ、それは置いといて、」


『いや、置いとける案件じゃあ無いからね?』


「まぁ、一旦置いといて。セナ、王様から感謝状が届いてるぞ。」


俺はレイから王様の感謝状をもらい読んだ。内容は、


勇者セナ殿

あなたは魔王討伐という素晴らしい功績をやり遂げました。我々はその功績を称え、金貨500枚、剣の贈呈、防具の贈呈をいたします。贈呈品に関しては盗まれることを考慮して、確認の為この手紙を王城まで持ってきてください。


と、書いてあった。


『なぁ、俺、王城に行かないといけないの?』


「そうだな。」


『うっそぉ、、、』


「まぁまぁ、王城に行くついでに服屋で服とズボンを買ったら?」


『そうするよ、、、ハァ、、』


俺はレイと一緒に外へ出た。

あと、3話ぐらい?

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