表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
回想の階層  作者: マシダザウルス
6/8

階層の消滅

頭が痛い。何か体調不良でない痛みが突発的に襲ってきて、僕を冷静にさせる。

目の前にあなたがいる。 苦しくもなく、楽しくもない表情で寝転んでいる。今もあなたはどう思っているのだろう。どう思われていると思っているのだろう。僕の頭の中がグルグル回り始める。何かの拍子に螺旋階段がエレベーターになる。どんどん上っていく、一番上の部分を目指して。僕の隣にはあなたはいない。僕は上るのが怖かった。下りていく方が気楽だった。それでも上っていく。上っていく。

そして、上りきってしまった。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ