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トランスジェンダー役はトランスジェンダー役者が演じるべきだという話の感想

結構更新空いちゃいました。


 誤解のないように最初に宣言しておくと、私はこの件について特に賛成でも反対でもありません。詳しく知らない、というのが実情です。この記事の趣旨は「どっちの気持ちも分かる」ということが言いたいだけで、どうすべきだ、というところまでは踏み込みません。


 一応元のニュースに触れておくと、アメリカでトランスジェンダーのキャラの役をそうでない女優が演じようとして批判を受け降板になったという事件(?)がありました。

 以下「トランスジェンダー役をトランスジェンダーの役者が演じるべき」と思う人を賛成派、特にそれは気にせずにオーディションなどで選ぶべきだと思うのを反対派と呼称します。


【反対派に共感する点】

 演技というのは本来自分と違う存在を演じることなので、役者が役に近い存在である必要はないはずです。そもそも、例えば警察の役を警察の経験がある役者がやることはほぼないように、現実的ではないでしょう。


 ただ反対意見で見かけた中で「声優だってよく分からない生き物とかマスコットに声をあてている」というものがあったのですが、それはこの議論とは関係ない意見だと思います。そういう現実に存在しない生き物はそもそも異議を申し立てることは絶対ないためです。

 現代人が戦国武将を演じても、戦国武将は「現代人が俺たちを演じるな」と言ってくることは絶対にないし、視聴者も「戦国武将は戦国武将に演じさせろ」とは思わないので、存在しないものを演じることはこの件とは関係ないです。


【賛成派に共感する点】

 これは別に賛成派の代表意見とかではなく私が勝手に言っているだけなのですが。

 例えば極端な例を出しますが、ドラマに”陰キャボッチオタク”が出てくるとして、その役をめっちゃ演技がうまいけど普段から女性と遊びまくりみたいな役者が演じることになれば、私は演技がいくら上手くても不満に思う自信があります。

 若干論点がずれますが声優に彼氏がいるとブチ切れる人がいるように、「役」と役者というのは完全に切り離せない存在だと認識している人は一定数います。


 そういう認識がある以上、特にトランスジェンダーという繊細な事情がある役でそういう役者を積極的に起用すべきという気持ちは分からなくもないです。批判して降板させるのが妥当とは思わないですが。


 あと、これはかなり身も蓋もない意見ですが、どうせ事務所の押しとか業界のコネとかの影響がゼロではない以上、トランスジェンダーのような社会的問題も考慮してもいいのではないかという気持ちもあります。




 ちなみにネットで調べたらトランスジェンダーの役者はそうでない性別の役を得られる機会が少ない以上、せめてトランスジェンダーの役は積極的に回すべきだというのが賛成派のメインの意見らしいです。

 元々の機会に不平等がある場合どの程度それを是正すべきかという問題は結論が出ない問題なので触れません。

このエッセイにブクマをつけている十人の方はどういう記事目当てでブクマしてるのかが気になってます。読書感想文、アニメの雑考察、なろうについての考察、今回みたいな雑記事、自作品に対する感想など結構色んなものが雑然と並んでますが

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