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喉渇いてる? 復讐の水を飲むと潤うよ

最近投稿してる上記作品についての説明です。


一応あらすじ

エルロンド王国第五王子アレンは八年前、隣国アガスティア帝国の侵略で祖国を滅ぼされた。

復讐するほどの強い恨みはなく、かといって帝国民として余生を過ごせるほど割り切ることも出来ない。

宙ぶらりんの存在として生きていたアレンは病気の少女を助ける。

彼女は王国将軍の娘・リアだった。


「剣神に愛された」と語るリアは恐ろしい剣技を持つが、余命はわずか。

残されたわずかな時間で皇帝を討ちに行くという。

アレンは無理やり付き合わされるが……


一方旧王国民の中にも帝国に飲み込まれることを受け入れる者と受け入れぬ者がおり……


本文

 元々二年ぐらい前に書いて某ラノベ新人賞に応募して一次落選したものです。

 で、そのとき心境が荒れていたためか、内容がすさんでいたのでその数か月後に改稿して別の新人賞に応募してやはり一次落選しました。


 特になろう受けするような作品でもないし、二回も一次落選しているのでもう日の目を見させるつもりもなかったのですが、最近ちらっと読み返したらやっぱり好きだったので微修正しながら連載することにしました。

 元の文字数が十万ぐらいで、改稿すると一割ぐらい増えるので十一万字ぐらいになる予定。ちなみに改稿した後の方です。


 主人公は微妙な年齢の時に国を滅ぼされたので王国王子としてのアイデンティティが微妙で、帝国にそこまでの復讐心がありません。かといって帝国民として生きていく覚悟も出来ていない宙ぶらりんの状態から始まります。

 冒頭で出会うリアは「一人でも何でも復讐してやる派」なのですが、旧王国民にも立場ごとに温度差があります。色んな温度差がある人たちと出会いつつ主人公は自分の去就を決めることを迫られるのですが……


 書いた当時はそこまで意識していた訳ではないのですが、モラトリアムの終了が迫っている学生の悩みに主人公の悩みは通じているような気がします。

 そのため、ファンタジー小説の主人公というよりはモラトリアムの終了に脅える少年ぐらいの気持ちで読んでもらった方がいいかもしれません。

 でも主人公以外の人たちは割と普通にファンタジーしてるんだよな……


 二回も一次落選(一回一次落選したらもう次に送ることはしないので)している作品だけあって作品への自信は地に落ちている(それでも私は大好きなんですが)ので、すでにブクマ3つと☆5評価がついているのは嬉しいかぎりです。

 もし最後まで読んでいただければ二年前の私も浮かばれると思います。

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