普通ぐらいのクズ
こんばんは、不定期エッセイ二回目の更新になります。
今回の話は、世の中は結構普通の人が多いんじゃない? という話です。
私は上位数%の「いい人」、逆に下位数%の「悪い人」と、その他普通の人で世の中は構成されていると思っています。
ざっくりと定義をすると、
いい人→おおむねいつでもいいこと、もしくは良心に沿ったことをする
普通の人→普段は当たり障りがない、もしくはいい人。ただし自分が利益を得るためもしくは不利益を回避するためには自己中心的な行動をとることがある。
悪い人→常に自分第一。他人のことなど顧みない。
という感じでしょうか。ちなみに私も普通の人です。
普通に生活していると結構イラっとする行動や理解出来ない行動に遭遇することがあると思います。
ぱっと思いつくのは車の運転とか列の横入り、あと失言とか。
そういうのを見ると機嫌の悪い時は「こいつやべー奴だな」「頭おかしいんじゃないか」とか思うことがあります。ただ、似たようなことをたまにですが自分もしてしまうこともあるんですよね。
車に乗っているときに道路に飛び出してくる人がいると「死にたいのか」とか思いますが、急いでいて横断歩道がないけど道を渡らなければならなくなると渡ってしまうとか。
あと、日本でよくありそうなのが学校だといじめ、企業だと不正を認識しつつも文句を言うと不利になるので見て見ぬ振りをするとか。
要するに私たちも普通の人であればそこそこ他人に迷惑をかけることもあるし、逆に迷惑なことをする人でも多分そいつは普通ぐらいの人だと思います。
結論としては他人に迷惑をかけないように気を付けましょう、ということと不愉快なことは多少は許してあげましょうということが言いたいです。これは私の周り(とネット上)だけの傾向かもしれませんが、他人を善悪(もしくは味方と敵)で二択ぐらいの選別して罵倒や人格攻撃をする人が多いような気がします。
ライトノベルとかでも味方は主人公を全肯定してくれるし敵は分かりやすい悪(もしくはやむをえない事情はあるにせよ完全に思想が違うとか)みたいなの多いですよね。基本的にその方が読みやすいのですが、私は「こいつ思想は全然理解出来ないけど味方」みたいなのにも書いてみたいです。
数年前、物語シリーズセカンドシーズンの囮を見ていて撫子がキレるシーンがあったのですが、そのときの撫子の台詞も同じような感じだった気がします。
(「囮 撫子」とかで検索すれば適当な動画があると思います)
キレ芸が話題になってましたが、話してる内容も結構好きです。
興味を持ってくれた方は↓の小説もどうぞ