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転生物語  作者: ZERO
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前世のこと

私は前世のわたしの夢をみていた。


「京、朝だよ。起きないと遅刻しちゃうよ」


「あと、三時間ぐらい待って」


「いやいや、それだと完璧に遅刻だし。お母さんに叱られてもしらないよ。


今でも、遅いって怒ってるんだから」


「それは、まずいね。起きるとしますか」


私は、勢いよくベットからおきた。


「楓、おはよ♪」


「うん♪おはよう」


二人で下のリビングに降りた。


もうお父さんは新聞見ながらご飯を食べてた。


「もう、京遅い。遅刻しちゃうでしょ!」


「ごめん、ごめん、つい昨日買った小説が面白くていっきに読んだものだからちょっと寝るのが遅くなったんだよ」


「京の本好きも困ったものね。明日からは気をつけてよ」


「うん、わかってる!」


「はぁ~、何回その言葉を聞いたかしらね。まぁ、早くご飯食べたゃって、楓もありがとね」


「いただきます!」


みんなで朝ご飯を食べて学校に行く準備をして家を出た。


楓も私と同じ高校に通ってるのでいっしょに行く。


私、久遠京、女子高に通う三年生で受験生。妹の楓は春に入学したばかりの一年生。しばらくは楓が慣れるまでと一緒に学校に行っている。


あと、私には隣にすんでいる幼馴染み、高峰和という子がいる。そのこも一緒の高校なので三人でいっている。


玄関を出るともう和が待っていてくれた。


「和、おはよう。ちょっと遅れたかな、ごめんね」


「いいえ、いいんですよ。京、昨日新作の本買ってたからたぶん徹夜したんじゃないかなと思ってましたから」


和とは産まれた時からの付き合いだからよく私の行動パターンがわかってしまうらしい。


まぁ、私も結構、和のことならわかるんだけど。一つだけわからないことがあるんだよな。


「和さん、おはようございます」


「あら、楓ちゃんいたんですか。おはようございます」


なぜだか、この二人はあんまり仲がよくないみたいだ。親の前では仲良くみせてるんだけど、三人の時はちょっと違うんだよね。


「二人とも、仲良くしなよ。


それじゃ、遅刻すると大変だから行こう」


「「はい♪」」


そうして、私たちは学校に行った。

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