四ツ子の観察
私が産まれていったいどれくらいたったんだろう、相変わらずベットに他の三人といっしょに寝かされているよ。
退屈だ非常に何もやることがない。ちょっと寝返りでもしてみようとしてみたらなんと戻れなくなった。一大事だとりあえずしょうがないからないてみたら、なぜかみんな泣いてしまった。
みんなの泣き声に気が付いて急いでメイドさんがやってきた。
「どうしたんですか皆さま。
あらっ、カミルファ様大丈夫ですか。寝返りして戻れなくなったんですね。」
そういって私をもとに戻してくれた。非常に助かった。まだまだ寝返りは早すぎたんだなと反省した。
それからしばらくして、私たちの母親がきた。はっきりいってかなりの美人だ。
姉や妹たちの将来も期待できるものとなったよ。
「まぁ、私の可愛い坊やたち元気にしてる?
早く大きくなっていろいろお母様と遊びましょうね♪
四人もいるなんて、いまから成長が楽しみだわ♪」
「奥様、遊んでばかりではダメなのでは?
四人ともすでに魔力の素質を感じると旦那さまがおっしゃっていましたが」
「そうなのよね。四人ともまた私たちの力を受け継いじゃってるからたいへんよね。
でも、小さいうちはのびのびと遊ばせたいのよ!」
「そうですか、まぁ、その教育方針でコレット様もサイーネ様も立派になってますからいいのかもしれませんね」
お母様、その通りですね勉強ばかりなんていやなんでたっぷり遊ばせてくださいよ。
兄もいるなら私か継ぐわけではないみたいだしね。
でも、早く魔法は使ってみたいな。どれくらい魔力くれたのかな。ちゃんと普通サイズにしてくれてるのかちょっと最後の台詞を聞いて不安に思ってるんだよね。
回りをみると、みんな呑気に寝てるよ。
こんな赤ちゃんのころから自我があったら大変だよ。することないんだからみんなが羨ましいよ。
そうして、私はまた寝ることにした。