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転生物語  作者: ZERO
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再会

誘拐事件からしばらく家の敷地内で過ごす日々をおくっていた。


そんなとき来客の知らせをルミファーが教えてくれた。


あの誘拐事件のときにいた女の子二人は伯爵の娘で男の子二人は子爵の息子だったみたいで今日は助けてもらったお礼できたらしい。


四人で応接間にいくとアイリーン、イルミナ、マルフォイ、サイフォンがまっていた。


「あらっ、やっときたのね。まったくもう待ちくたびれたでしょ!」


「もう、リーンそんなこと言わないのそんなに待ってないでしょ。


それよりちゃんと挨拶しないと。


ごめんね、カミルファくん私たちこの前の事件のときのお礼にきたの。


あのままだと、私たちどこかに売られていくところだったしカミルファくんがいなかったらどうすることもできなかったと思うの、ほんとにありがとうございます」


そういって他の三人も次々に頭を下げてお礼をしてくれた。


「あの、そんなたいしたことしてないし、あのままじゃ自分も売られるところだったんだから当たり前の行動だからね、気にしないでね。


それに、みんな無事でほんとに良かったよ♪」


みんなが無事に家に帰れたんだからそれでいいんだよね。


それから、八人でいろいろと話をしたアイリーンたちは私たちの二つ上で私達が来年通う学院の二年生みたいだ。


いい先輩を得ることができた。来年からよろしくと言ってみんな帰っていった。


もうすぐ冬も終わり春がくるとやっと学校に通える外に出ることができるからほんとに春が待ち遠しいな♪


今日夕御飯を食べているときお父様は今日の出来事を聞いてきた。


「そういえば、今日伯爵のとこの娘と子爵の息子たちがきてたんだよね。


どうだ、カミュ、娘たちは可愛かったかカミュが気に入ったら婚約者にするか?


三人はどうだった?」


部屋の温度が下がったのは気のせいか。


「お父様最低」


その言葉と共に今日の夕食は終了した。お母様はただ微笑んでいて、お父様は固まってしまっていた。

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