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転生物語  作者: ZERO
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弟誕生

私達がジャス先生に魔法を教えてもらってしばらくして、お母様が無事に出産した。


弟ができた。守るべきものができた。今までは末っ子だったからな。


「お母様、弟にあいにきました。今、大丈夫ですか?」


キルニアがお母様に尋ねた。


「あら、みんな会いに来てくれたの?


こっちにいらっしゃい。


この子はあなたたちの弟のシルネードよ」


そう言って、お母様はほんとに小さな赤ちゃんをしょうかいしてくれた。


可愛いな、赤ちゃんなんて間近で見る機会なんてなかったからなんか新鮮だな。


「この子の目標になる姉や兄たちになってね。仲良くしてあげてよ!」


「そんなのわかってます。私達がしっかりと守るのです!」


みんなしっかりと返事した。


そんなわたしたちをみてお母様は柔らかく微笑んで優しく弟のシルネードに話しかけた。


「こんなに、優しい御姉様やお兄様で良かったわね♪」


お母様と話してると急にジャス先生が入ってきた。両手に大きな荷物を持っていた。


「ソフィー、お祝いにきたよ。


服やらおもちゃ持ってきた」


「ジャス、あなたそんなにどうしたの?


持ってきすぎよ!」


「そんなこと言ったって、ソフィーのとこにお祝いに行くって言ったらみんなが持っていけって、なんか女王もくれたぞ!」


「えっ、アルーノが、まぁ、ちゃんとお礼しないとね♪」


お母様は女王とも仲がいいらしい今度王女の誕生パーティーに招待されてるからね。


「ジャス、ありがと」


「いいんだよ、べつにね」


最近はジャス先生も本業の仕事が忙しくなってきたせいで私たちの魔法の授業はお休みになっている。


でも、ジャス先生が言うにはもう高等クラスまでの実力があるからしばらくは休んで問題ないみたいだ。


体もちゃんと成長しないと大きな魔法は使えないからもう少し遊んで過ごせとも言った。


「それじゃ、ソフィー私は、もう帰るね。


みんなも元気で遊べよ。


たまには屋敷の外に出るのもいいかもね」


そういえば、街になんていったことないよな。ちょっと行ってみたい。


「そう言えばみんな、そとにでたことなかったわね。


御父様に聞いて見ましょうか?」


「行きたい、街に行ってみたい」


「わかった、今日、御父様に聞いてみましょうね♪」


そうして、夕方、御父様が帰ってきてさっそくお母様が聞いてくれて何人か護衛をつれての街に外出することになった。


今から凄く楽しみだな♪

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