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お誕生日会の終わり
そろそろ私たちはパーティーに疲れてきていた。
特に人一番動き回っていたクルーナはもう夢の世界に行く一歩手前までの状態にきていた。
「あらあら、クルーナはもう眠たくてしかたないのね。セル、そろそろ子供たちは退場させたら?」
「そうだね。そろそろ子供は寝る時間だしね。閉会の挨拶にいってくるよ」
そういって、お父様は台まで歩いていった。
「みなさま歓談中に失礼します。そろそろ子供たちは寝る時間になったみたいだから退場させます。
大人のみなさまはまだまだこれからなのでそのまま楽しんでいってください。
本日は私たち子供たちのために集まってくれてありがとうございました」
そういって、私たちは部屋に戻っていった。
「みんな、今日は楽しかった?
これからもっともっと楽しいことが増えるからね。
それと、そろそろみんな勉強が始まるからね。頑張るのよ」
そういってお母様は私たちを部屋につれていきメイドさんたちと一緒に着替えをさせて、寝かしつけた。
疲れていたからか私たちはすぐに眠りについた。




