5/5
第5話 エピローグ
プロローグ
蒼一は、過去を振り返った。
そこにあったのは、失われた鍵、食事の温度、静かな活躍、そして再会の記憶。
彼は、次の一歩を選んだ。
---
タイプA
学園の頂点に立った蒼一は、
世界を変える旅に出る。
「命とは、解析できない美しさだ」
封印剣レヴェルノートを背に、彼は歩き出す。
瑠璃は遠くから見ていた。
その瞳に、涙はなかった。
蒼一の背中に、光が差していた。
それは、誰にも止められない未来だった。
---
タイプB
上映会の最後、千歳が言った。
「これって、命の記録だね」
蒼一は問いかける。
――あなたの記憶は、誰に守られていますか?
会場は静かだった。
瑠璃は、編集した映像の最後に、鍵の写真を残していた。
それは、誰かが落としたものではなく、誰かが守ろうとしたものだった。
蒼一は、再生ボタンをもう一度押した。
その音が、未来の始まりだった。




