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 ひびががうとそんなお話をしていると、崖の上から大きな岩がごろごろと転がってきました。

 本来、勝手に入ってはいけない禁忌の山ではこんなふうな落石のようなことは、結構普通に起きていました。

 大きな岩が上からごろごろと転がってくるのも、禁忌の山を登り始めたから初めてのことではありません。

 なのでびびは落ち着いた様子で背中に背負っていた大きなハンマーを構えると、そのまま「えい!!」と言って、大きなハンマーを振り回して、落ちてきた岩を粉々にしてしまいました。

 びびにとってはなんてことのないことでした。

 でも、がうはそうではありませんでした。

 がうは泣きそうになって、腰を抜かして道の上に座り込んでいました。

 そんながうをみて、「がう。大丈夫?」とびびは言いました。

 すると「姫さま!! 怖かったですー!! もう帰りたいですー!」と言って、がうはびびの小さな体にぎゅっとしがみついてきました。

 がうは泣きながら、ぺろぺろびびのほほを甘えるようにして舐めます。

「よしよし。いい子だね」とびびはがうの頭を優しく撫でてあげました。

 そんな風にしながら、びびとがうは禁忌の山の山頂までやってきました。

 そろそろ『目的の場所』が見えてきても良いころです。

 びびはきょろきょろと周囲の殺風景なでこぼこの岩山の景色を見渡しました。

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