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まさかね

閲覧、ブックマーク、評価をいただきましてありがとうございます。

本日も更新できるところまで更新致します。

よろしくお願い致します。

何故涼音が明と名乗ったのにバレなかったのかを説明したいと思う。

これに関しては、中身が涼音でも外面が明であることに違いないからである。

これが嘘になれば、雀炎と龍流のことも嘘になっていたことだろう。

本当に危ない所だった、まさか真偽を確認するために力をわざわざ使うなど誰が思うだろうか。

これが人間と神様との違いというものなのだろうか。


合わせて、今後の涼音の動きを伝えておこうと思う。

あの後、入学式へと向かう学園長があのメンバーと遭遇することになる。

その学園長なのだが、雀炎の祖父であり学園一人間のことが大好きな神様だ。

人間が好きな理由は、苦難に立ち向かうときの努力をする姿や助け合う姿を見るたびに胸が熱くなり、その尊い命から学ぶことが多いからだという。

そんな彼のもとへ突然として現れた人間の明の話をし、困り果てた彼女を見た学園長はこの学園に通ってみないかと問う流れだ。

問われた明はもとの世界へと戻れるまではここに居させて欲しいと頼み込み、入学が決定する流れである。


決定後、まさか同じクラスに配属されるとは思っていなかった。

それも他のメンバーも揃いも揃って同じとは。



私はあの後、教室に戻るなり入学式会場となる体育館へ向かい式を無事に終えて教室へと戻ってきた。

それから担任の話を聞き終えた所で、彼ら全員がクラスへ入ってきたのだ。

ちらほら席が空いているとは思っていたが、まさか彼らとは思っていなかった。



「さて、全員揃った事だし自己紹介を頼むよ」



と、担任が言い出した。

自己紹介とかしたくない、と思いながら何となく涼音の居る斜め前の席を見てみた。

あのセーラー服では目立つという理由で蘭から臨時で制服を借りたのだろう。

この学園のブレザーに変わっていた。

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