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ツーマンセル

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よろしくお願い致します。

その後、影蛇と蘭が制限時間ギリギリで合格しその他全員不合格となった。

今季の進級生は8人と、今までで一番多い人数での通過となり学園内がざわついたらしい。

無事合格した蘭の姿に龍流は安堵したようで、姿を見た瞬間大きな息を吐いていた。

守ることが出来なかったことを悔いていたのかと思うと、蘭の姿を見るまで心中穏やかでなかったことだろう。

もしかして心落ち着かせるため雀炎に突っ掛かっていたのだろうか。

雀炎に関しては、龍流との言い合いをしながらもいつもいたメンバーでゴール出来たことを喜んでいた。

それから進級パーティやろうという話が上がるも、進級後のオリエンテーションが案外早く、パーティを設けることが出来ずにいた。

ここから先は座学はなく、人間界での任務重視となる。

人間界で必要単位数取得し、終えたら戻ってきて卒業式を向かえる流れだ。

これからの任務だが、スリーマンセルではなくツーマンセルで動くことになるらしい。

ちなみに私は玉房と組み、龍流は影蛇と、雀炎は犬縁と、鵜羽と蘭という組み合わせらしい。

人が気持ちに気付いた瞬間にこれだ。

無事任務のことだけ考える、なんてこと私に出来るだろうか。