表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
59/94

チーム分け

一組目は龍流、雀炎、蘭。

これは一体どういった選び方なのだろうか。

先生方のことだから力や学力等を平等にとかそういうことを配慮して決めたのだろうか。



「うわぁ………」



「龍流君がこんなにも嫌がってる顔するなんて…。あんた何したのよ」



「オレ?!何もしてないってば」



「してなきゃこんな顔するわけないでしょ」



「えぇ……何もしてないのに酷い…」



この3人はあれから関係性が変わったりはしていないが、修行の延長線としてより力を使えるようにと余った時間でトレーニングなどを各自行うようにしたらしい。

雀炎に関しては修行で疲れ座学で爆睡していた記憶がある。

犬縁と隣同士でぐーすか寝ていた風景が記憶に新しい。

そして2人とも先生に怒られ、新たに課題を出すように言われていた。

ただでさえ、授業時間数が短い中で押し込まれた授業で沢山の課題が出る。

そこに更に課題を追加されたらたまったものではない。

犬縁は区でもなく課題を提出していたので、真面目にやれば出来る男なのだと思う。

普段やる気がないだけで。


龍流に関しては、一族からあんな人間が出てしまいそれに気付かなかったことに落ち込んでいたと耳にした。

そこから這い上がるためにトレーニングに励んでいたらしい。


蘭は蘭で治療、修復等ありとあらゆる知識を付けるために師匠と慕っている女性のもとへ学園の授業が終わり次第向かい、勉強をしていたらしい。



2組目は犬縁、影蛇、三ツ(みつは)

三ツ葉とは、どうやら蘭の友達のようでありライバルだとか。

2人して龍流の気を引こうと頑張っているらしい。

当の本人は気付いてなさそうだが。


犬縁もこの間のことを踏まえて力を付けているそうで、そのおかげなのかマロが小型犬から中型犬になったように見える。

影蛇はあまり関わっていないので分からないが、かおつが少し凛々しくなったように見えるが、中身はどうかは全く分からない。



そして最後の組。

玉房、鵜羽、翠。

これを見たとき、血の気が引いた。

まさか玉房と同じチームになるとは、女子からのブーイングが凄そうである。

こっちはなりたくてなったわけでもないのに。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ