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セカイノカケラ  作者: しき
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オール・クリエイト

 雨野虹(あまのにじ)は不気味な仮面の男からにげるため宙を舞う。できれば魔力を消費しないように地上に降りてから走って逃げたいが障害物の多い地上よりも何もない上空のほうが逃げ切れる可能性が高いと判断した。

 しかし、ビルの屋上から巨大な(さめ)のようなものが襲ってきた。恐らく合成獣(キメラ)の一種であるがかなり素早くよけられそうにない。

 雨野虹(あまのにじ)はやむえず拘束魔法過剰規制(レギュレーション)を放ち、その合成獣(キメラ)の動きを止める。

 雨野虹(あまのにじ)が安堵したのもつかの間、突如現れた蝙蝠(こうもり)の大群に押されて地上近くに戻される。

「この俺から逃げようとは愚かな。」

 仮面の男は余裕な様子であった。仮面の男は生物を生み出し、自在に操る能力を持っているようであった。

「どうやら逃がしてくれそうにないか。」

 蝙蝠(こうもり)の大群に地上にたたき落とされ悲鳴を上げる雨野虹(あまのにじ)をよそに黒妖精ダークネス・フェアリーは物理攻撃は効かないようで冷静な様子であった。

「おい、何とかできないのか。」

 雨野虹(あまのにじ)黒妖精ダークネス・フェアリーに語り掛ける。

「あんまり言いたくないけど透視魔法でも使ってみれば。」

 黒妖精ダークネス・フェアリーは渋々答える。

 雨野虹(あまのにじ)はその意図は分からなかったがとにかく透視魔法可視化(クレバー)を使った。

 すると、仮面に隠された素顔が明らかになり、雨野虹(あまのにじ)の感情は怒りに満ちた。

「お前。」

 雨野虹(あまのにじ)は言葉が思い浮かばないほど激昂した。

 仮面の男の正体は元親友の新井卓(あらいすぐる)であった。

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