#6 殿下と殿下と噂
本日2度目ですっっ!!。・゜・(ノД`)・゜・。頑張ったな私…。
今回はフランソワさんが、ほとんど喋りまくってます。こんなはずではなかったんですヨ?掛け合いな会話なはずが…フランソワさんが動いちゃってた、何故だ。
そんなこんなで、噂の話です。どうぞ!!
噂でね、とフランソワさんが話しだした。
「噂でね、第一皇太子殿下と第二皇太子殿下の婚約者探しが始まったらしいの。マラルキア帝国では皇太子は、代々15歳になったら自分で容貌や能力が高い女性と婚約する決まりですわよね。だから、まずは、と転入するルキア学園から候補を探すことになったらしいわ。だから、こんなに派手な夜会が行われたらしいですの
。地位は関係ないらしいんですって。」
「そうなんですね。フランソワ様、何処でそんな噂をお聞きになさったの?」
「上級のお姉様がたですわ。大きなお声で話されていましてこちらにも聞こえてきましたの」
そのお姉様がたは余程のおしゃべりなんだろう。まだ、何かあるに違いない。
「フランソワ様他には何かありますの?」
「ええ、なんでも第一皇太子殿下には、あまりいい噂を聞かない強行派の方々が派閥にいらっしゃるらしく、第二皇太子殿下には民衆を思いやる古参の貴族の方々や第二皇太子殿下に忠誠を誓った方々などが派閥にいらっしゃるらしいわ。やっぱり、次代は第二皇太子殿下の方が優勢な気がしますわね」
これを聞くと、やはりヴィラル殿下は聡明な御方…腹黒で頭が良いのだろう。対して第一皇太子殿下は、言っては悪いが馬鹿そうだ。ヴィラル殿下は侮れないな。気をつけよう。
なんて思っていたら、ヴィラル殿下がちらちら視線をこちらに向けているのがわかった。これは、時間だということだろう。そういえば、第一皇太子殿下…アレクシス殿下は見かけなかった。まあ、関わりたくないからいなくていいけど。
「あら、もうこんな時間ですわね。私はこれで失礼いたしますわ。フランソワ様、メリソナ様ごきげんよう」
「「ごきげんよう」」
こうして、二人と別れた。
読んで頂きありがとうございましたっっ!!
いやぁ、フランソワさん滅茶苦茶喋ってました。この子、意外とおしゃべりさんで行動派かもしれません(笑)
早めに更新できるといいな、なんて軽々しく思っちゃってます( ・∇・)
はい。最後まで、お付き合いありがとうございます!また次回、気長にお待ちくださいっ!!