#12 リマージュ様とアレクシス殿下の出会い
待ってくださっているかはわかりませんが……お待たせしました!!
4年に一度のうるう年ということと、私の時間が空いたので…最新話投稿しました!
「どうしたの?」
突然の声にびっくりして、涙は止まっていた。
声をかけてきたのは、身なりのいい男性。しかも、かなり上の貴族であるとわかる。
「……迷って、しまって」
「そう、君名前は?」
優しそうな人。最初はそんな印象だった。
「……」
「僕は、アレク。君は?」
「私は、リジュ」
どうしてだか、愛称で名乗ってしまった。知らずのうちに警戒していたからだろう。いや、でも、愛称を言うのは得策ではなかった。
「どうしてこんな所にいるの?」
「…皇太子殿下方の婚約者探しの夜会に連れてこられましたの」
「そっか、婚約者になるのは嫌?」
「嫌ではないです。なりたいわけでもないですが。私は皇太子殿下の隣に立てるほど家の位は高くないですので。アレク様は、どうしてこんなところに?」
「僕は……皇太子殿下方のつきそいなんだ」
「そうなのですか!?じゃあこんなところにいてはいけないのでは!?」
どうして、皇太子殿下方のつきそいの方がこんな辺鄙な場所に??私は、初めて来たところで迷っただけ…。私が邪魔してるのかしら?
「許可はとってる。君が困っているように見えたから追ってきた。こんな所に行くとは思わなかったけど」
「ありがとうございます?」
「なんで疑問系なの。で、君は何に困ってるの?」
アレク様は、探るように見てくる。でも、叔父様のことなんか恥でしかない。アリス家は、古くからある由緒正しい家。そんな古参の家なのに、皇太子殿下方のすぐそばのお方に、家の恥は晒せない。目をキョロキョロとさせていると、叔母様がいた。迎えは、叔母様なのだろう。叔父様じゃなくてよかった。ホッとすると同時に、アレク様の前から立ち去ろうと思った。
アレク様は、私が話すのを待っている。でも――
「申し訳ありません、アレク様。失礼いたします」
「っ!?待って!」
すっと立ち上がり走ろうとした。しかし、それはアレク様によって阻止された。腕をぐいっと引かれバランスを崩してしまった。が、転ぶことはなくアレク様に抱きしめられていた。
突然のことに動揺する。
「あ、アレク様!?離してください!!」
「嫌だ。君が、ちゃんと名前を教えてくれるまで離さない」
やはり、愛称であるとわかっていらっしゃったのだ。
「……」
「僕は、君のことが…君が気になるんだ!!」
アレク様の熱意に打たれた。少しこの人なら叔父様のことを
話してもいいかもしれないと思った。
叔父様に話したのがバレて打たれるのは嫌だ。叔母様も待ってる。諦めてくれるなら―――
「…リマージュ・アリスです。これでいいですか!!離してください!」
「あ、ああ」
力の弱まった腕から抜け出し一目散に逃げ出した。
最後までお読みいただきありがとうございます!!m(_ _)m
新型コロナウイルスが流行っているので皆様体調には十分気をつけてください!
私は新型コロナウイルスの影響で2週間ほど休みがあるので、3月は最新話投稿が2話くらい出来るかと思います!(๑•̀ㅁ•́๑)✧
※もしかしたら、新たなお話を別に投稿しているかもしれませんm(_ _)mその時はご了承ください!




