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遺跡街の仕事人  作者: 黄野ポピー
探索者の宝

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小悪魔

落ち着いた少女は治療費を治癒師へ渡すと共に、それはそれは丁寧に何度も頭を下げていた。


それに対し治癒師と来たら

「お大事に」

の一言のみだった。



「あの、採取者さんもありがとうございました。これで少し休んだらまた前のように調査に同行できるようになります」


「食事しっかり摂ってって言ってたし、無理しないようにね」

「はい!」

にっこりと少女は笑った。




それからは平凡な日々が続いたが、進展もあった。

高価だし用途も限定的だがヒヒイロカネの流通が始まった。少量の精製に成功し、加工技術についても少しずつ進歩している。


そんなある日、いつぞやの少女が集い場にやってきた。

「お待ちしてました!」


血色はよくなり、身綺麗になり、髪も少し伸びた。

今日は渡したい物があるとの事で呼び出されていた。


布に包まれた長い棒状の物。


「これを、渡しに来ました。レギオンマスターからもお墨付きをもらってるので、安心して使ってください。あ!それからあの一件で称号が付きました!緋鉄の探求者となりました!」


とりあえず荷物を受け取ると、それは嬉しそうに話し出した。探求者は称号がついて一人前と聞いたことがあるし、それが嬉しいのだろうな。


肝心要の荷物こと、布に包まれた棒状の物。中身は剣、カタナだった。風害エリアで重症を負うまで使わせてもらっていたもの。ヒヒイロカネの含有率が高いもののはず。


まぁレギオンマスターがいいと言うなら良いんだろうけども・・・・・。


「これ使って、また依頼受けてくださいね!」

あ、この子大きくなったら小悪魔になるわ。

とりあえず探索者編終了です。次回からその他の仕事人を加えていきます。あと、2万文字…

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