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休憩
首から上が崩壊。
正しくは上顎から上が吹き飛んでいるので、これで生きてるのは無理だろう。
頭蓋骨から生えてる角を魔法で切断。回収しておく。
隻腕少女と合流して暫し急速を取った。
「お見事でした」
「そっちこそ、ナイスアシスト」
「最後の魔法を最初から使っていれば楽に勝てたのでは?」
非難がましい目を向けてくる。まぁあれだけ苦戦したのだし、言いたいことはあるのだろう。
なによりもあれだけのタフネスを誇っていたベヒモスを吹き飛ばすほどの魔法だ。そのタネを知りたいという気持ちも強いのだろう。
「あれね、対象に直接触れないといけないんだよ。ちなみにやったのは触れた対象の周囲から風精霊をいなくしただけ」
「風精霊をいなく・・・・?あ、」
「そう。万物に宿る精霊。風精霊がいなくなれば空気がなくなる。あとは内圧に耐えられなくなって、ああなる」
これも言うは易しというもの。精霊を完全に支配下に置かないと完全な虚風空間は作れない。
精霊の完全支配もあまりやりたくなかったが、仕方なかった。
「さ、回復したなら洞窟に入ろうか。アカクラ文書とご対面といこう」
そうして洞窟内の扉の前に立ったのだった。




