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遺跡街の仕事人  作者: 黄野ポピー
探索者の宝

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風害エリア・洞窟

お久しぶりです。

ちょっとリハビリです。

「風の精霊たちよ、害ある風を阻め、我らが身」

風の精霊魔法による防風障壁。

本来は風系統の魔法を弾くものだが、風害エリアでは突風除けとして使える。



というか、これくらいないとまともに歩くことも出来ない。



「アカクラ文書はここから東にある山の洞窟にあります。そこに昔研究室を作った方がいたそうです」



ということでコンパスで東を確認しながら進む。何度か突風で方向を見失ったのでその都度確認した。

時間をかけて、怪物を最低限倒して、山というか丘についた。


「これ?」

「おそらく・・・・妙に低いですが」

風化でもしたのだろうか。



丘を登ると洞窟を発見した。内部はすっかり怪物の巣になっているらしい。


「というのが索敵の結果だけど、どうする?中に入って少しずつ倒す?」

「いえ、研究室の前に頑丈な、金属製の扉があるので多少ならここから魔法を使って減らしても平気です」


「風の精霊たちよ、舞い踊り、切り裂け。風刃制御。嵐翼の鉋(ツバメノタチ)」

「水の精霊集いて交われ、我が血潮。朱の鏑矢(レッドアローズ)」


無数の風の刃と紅い血の混じった水の矢が洞窟に殺到した。



怪物の断末魔を聴きつつ、襲い来る怪物を相手にしようと身構える。

一つの疑問を持ちながら。

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