探索者の色々
お久しぶりです。Twitterにもリンク置いて行きますのでよろしくお願いします。さて、ストレス関連障害というのになってしまいました。ゆっくりやっていくので何かご意見や感想、ご指摘などありましたら随時受け付けています
『来たれ探索者!』
というこっ恥ずかしい看板がかけられた探索者の集い場。別名『バー』と呼ばれることも多い。
さて、こんな看板があるのだし、分かる人にはご存知の探索者の本拠地である。
この遺跡街では3つの仕事が多くの割合を占める。それにならないのはごく一部で技師や雑貨屋などをして、3つの仕事を間接的に支える役割となる。
まぁヒトが集まれば需要も供給も増えるわけだ。
3つの仕事とは、主に遺跡の中で怪物と戦う『狩人』。遺跡の内部の調査を行う『探求者』。そして怪物の位置や集落、調査の下調べを行ったり街の中で走り回る『探索者』だ。
この探索者に俺は属しているのだが…。
「おーい、誰かお宝の情報はねぇか?」
「ドラゴンの巣にでも行ってこいよ」
「バカ野郎!ドラゴンの巣がどこにあるかなんて知るか!」
というダメ親父であったり。
「はい、それでは鍛冶師を連れて参りますわ。行き先の検討はついてますので」
いつも街中の依頼ばかりを受ける嬢ちゃんだったり。
「なんとも、平和だねぇ」
先にあげた3つの仕事。その中では恐らく最も安全というか、危険から遠いのが、この探索者という仕事であろう。
「あ、ウィルさん!またいつものやつが出てるのでお願いします!」
「へいへい、と」
さぁ、仕事らしい。安全に、今日も糧を手にいれようじゃないか。
「今日は水晶蛇の目と常闇の果実ですからね!」
一人だけ戦うことが専門の探索者になっている気がしなくもない今日この頃だ。




