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遺跡街の仕事人  作者: 黄野ポピー
歴史を紐解く鍵
132/140

棺桶

生きてます

マジックボックス(魔法式収納能力)


魔法、スキル、技術、道具。

どんなものでもいい。


時に大容量の収集品を得ることのある者ならば必須のもの。

それはただひたすらに物を運搬する能力である。時間停止や停滞、状態保存が付加されるとなお良い。



探求者も探索者も狩人も問わない。

なんなら街の鍛冶師や食材店ですら使用される、汎用性が高く重要性の高い能力。



元は古代の遺物として収納箱が発掘されたことに端を発する。

その収納箱には外見ではありえないほどに物資が入っていた。しかも中身は当時のままで。



古代の収納箱。通称を『棺桶』。


その『棺桶』の中には空間系の魔法書も入っていた。

空間を渡り歩き、荷物を持たずに旅をすることができ、古代の人々の生活を豊かにしていたらしい。



もっとも現代においてはかなり高難度の魔法書な上、ある程度の権限やらがなければ閲覧さえできないのだが。




ある日探求者の協会(シーカー・レギオン)にて。


「報告!新しい『棺桶』を発見!歴史系の二つ名持ちは手伝ってくれ!」


ひと仕事を終えて休息を取っていた白ローブの探求者がため息をついた。

「歴史系ってことは『刻』もそうじゃん。少しはゆっくり出来ると思ったのに・・・・・」


誰あろう。白刻の探求者その人であった。

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