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狩人の武装
あと一万文字が遠い…
・狩人の『機構武装』について
基本的に刀剣類など武器型の形状をし、そのままでも充分に戦える逸品。
真価はそれぞれがコンセプトにした特殊戦闘にある。
例えば狩人編に出た小烏丸の場合。『空気を戦闘に用いる』がコンセプトとして、空気を吸収・排出をし戦闘に活用していた。
また、機構武装は科学と魔法のハイブリッドであり、その最たるものが蜘蛛切。
コンセプトも『広範囲殲滅戦闘』を想定したもので、起動時には無数の鎖とそれに繋がれた分銅や小刀が周囲を埋め尽くし攻撃する。
が、普段からその全ての重量を持ち歩くのは実用的ではないため、収納魔法を刃の各所に用い、起動時だけ全重量を支えればいいように設計されている。
他にも『獅子王』『虎徹』『九字兼定』などが確認されているが、よほどのビッグネームでなければ狩人同士でもだれが『刀』を持っているかは知らない。この意味では伊角と水鈴は例外的な存在に当たる。
一般的な狩人は念をある程度修めると武具を持って主に討伐系の任務に当たる。討伐対象は怪物や盗賊、危険指定人物など様々。