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ならずの転生英雄〜故郷を奪われた俺は復讐を果たすために、剣聖の弟子になりました〜  作者: 杉滝マサヨ
一章 星の邂逅 ※改稿中につき➤のついてる話と大きく展開差と設定違いがあります
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28話 図書館迷宮・後

 モメントの町は世界でも十指に数えられるほど経済力を持つ。なぜなら、モメントに滞在している冒険者の数が世界一だからだ。

 多くの冒険者が得た鉱物や魔物などの素材を商業者が売り捌き、手に入れた金で素材を買い取るといった循環によって支えられている。悪く言えば転売だが、違法ではない。ある者は買い取る素材に安全性を保証した上で他国に売り、ある者は鎧や武器、魔道具を作って売りに出している。


 すべての日用具や鎧、武器の元となる素材を大量に仕入れられるため、世界を相手に商業を行える。故に、モメントギルドに滞在している冒険者は人を守れ、かつ人の役にも立てるのだ。

 ただ、冒険者には荒くれ者も多くいるため、普通ならば商業は成り立ちづらいのが一般的だ。しかし、荒くれ者を取締る者であるリディックという存在が冒険者と商業者のつなぐ強固な役割を果たしていた。彼がギルドに構え、冒険者を御し、商業者に良い得意先、もとい冒険者を紹介している。


「本当に受けていただけるのですか…?」

「ああ、6日後に赴くとしよう」

「あ…ありがとう…!」


 S級相当の任務を受理した。相手は商業者である。

 通常ならば他の冒険者を紹介しているところだが、今回は諸事情によりリディックが赴くことになった。


「お気をつけて」


 リディックはドアを開け、腰を曲げた老人は頭を下げて去っていく。

 支部長専用の仰々しい机の上に置かれている一枚の手紙を手に取り、ソファーに思い腰を下ろしてため息をつく。


「はぁ〜…」


 彼は一声で百の冒険者が集まるほどのカリスマ性とS級として確固たる実力を持つ。

 翼竜迎撃作戦は彼なしでは成功しなかった、と言っても過言ではないだろう。


「さて…どうしたもんか…」

 

 日頃より商談やら任務承認やら、書類処理に追われながらもS級冒険者のノルマである、「2ヶ月にS級のクエストをクリアする」も達成している。故に、毎日が多忙である。

 目元にクマを染み込ませたリディックはコリコリと丸頭を掻き、とある手紙を凝視していた。

 そこに愛娘、リリアが支部長室のドアを叩く。


「おぉ…リリアか?」

「はい、失礼します」


 と手紙を裏返す。


「お父様、紅茶です」

「二人の時くらい敬語は使わなくても良いんだぞ?」

「いえ、そういう訳には行きません。公私混同しない為でもあり、私がこの仕事に就いた時の決意に反さない為でもありますから」

「う、うむ」


 きっぱりと娘に断られ、しょんもりしながら紅茶を飲む。


「お、うまい」

「ありがとうございます。ところで、何を見ていたのですか?」


 リリアは机上に置かれている一枚の手紙を一瞥する。


「ああ…ちょっと昔のな…」

「…友人ですか?」

「ここ数年で音沙汰のなかった友から届いてな」

「数年…良かったですね」

「おう」


 リディックは残りの紅茶をゆっくりと味わう。

 その間にリリアは箱に溜まった廃棄処分の書類を回収する。


「お父さん、少しは寝てよね」


 敬語ではない娘らしい心配の言葉にリディックは顔を緩ませる。


「おう、今日は寝るとするよ。…一緒に寝るか?」

「やめてください。気持ち悪いです!」

「そ、そんな…」


 リリアは廃棄書類を持ちながらドアをばーん!と閉める。

 哀愁を漂わせながら項垂れるリディックは手紙に視線を戻す。


「…生きていたのか」


 手紙の最後方に書かれているのはS級冒険者の名。

 死んだはずの友。ゾディアックの竜を倒した英雄。 


 ”鮮血” アテネ・シンメトリー。


 彼女はモメントの町の創始者でもある。


◆◇


 不覚。

 全くもって怠惰スロウスだ。蔦に足を取られて動揺した瞬間、囚われるとは。

 俺の視界は蔦で埋まっている。触手が身体中張り巡らされて気持ちが悪い。

 これがエルフが触手に絡まれた気持ち…ってそうじゃない。とにかく脱出だ。


「『気剣』・ザン!」


 俺は俺の体を蝕む蔦を取り払うべく、体じゅうから剣を針鼠のように生やし、体をひねって拘束を破る。


「むっ!」


 またしても空中に放り込まれる。しかも暗闇だ。


「燃え盛る火精よ、仇を燃やせ『炎球ファイアーボール』!」


 下方を照らすために俺は火の初級魔術を発動する。

 俺は着地点、下方に目線を向ける。

 今度は蔦ではなく、岩で敷き詰められた地面が見えた。


「『気衝』」


 手から衝撃を放ち、着地の衝撃を少し軽減する。

 俺は足を緩和し一回転して受身を取った。


「っふぅ〜…」


 一息つく。

 真っ暗で何も見えない。『気圏』によってある程度の感知はできるが、地形は正しく把握できない。明かりが必要だ。

 そこで俺は左の掌をひっくり返す。すると、あら不思議、ロウソクが刺さった燭台が現れる。


「火よ灯れ『灯火』」


 ロウソクの紐に火がつく。

 俺の掌に仕込んでいる空間収納魔術はアパートの一室でいうと、二畳分ほどのスペースであれば、なんでも出し入れが可能だ。鎧一式を二、三つほどは余裕で入れられる。リディックは良いものを寄越してくれた。

 ともかく、ロウソクの火でぼんやりと明るくなる。


「…岩ばかりだな」


 周りを見てみると岩がゴツゴツと連なっていて、岩の柱が何本も広がっていた。何かの建物内だろうが、それにしては広すぎる。奥が真っ暗だ。

 そこで、俺は天井を見てみる。


「燃え盛る火精よ、仇を燃やせ『炎球ファイアーボール』」


 炎球を飛ばし、天井を照らす。

 すると、予想通りのものが見えた。


「蔦が敷き詰められているな」


 天井にびっしり蔦が張り巡らされていた。俺たちは上空の蔦の上に立っていたということだ。

 上空の蔦全体に魔力を感じる。そして、蔦には一点に向かって行っている。やはり一つの存在から発生した蔦が形成された迷宮だろう。迷宮主かどうかは分からないが、巨大な魔力の持ち主であることに間違いはない。


「まてよ」


 ここにもびっしり魔力反応がある。

 しかし、ここの周りには岩しかない。


「…ゴーレムか」


 デルラの樹海にいた守護神と同じだ。

 瓦礫と同化している為、分かりづらくなっているが間違いない。

 俺は岩に手を触れ、コンコンと叩くが反応はない。

 核に魔力は失われていないため、魔力が存在したまま壊れている。エネルギーは余っているが、駆動機関が壊されている、ということだ。


「どのゴーレムも損傷がひどいな」


 周りのどの岩もゴーレムのそれだが、いずれも叩き潰されたような形跡だ。デルラの樹海で見た守護神には胸部に欠裂部があったが、ここのゴーレムは何かに粉砕されたような残痕が多くある。


「何者かに壊された?」


 と、いうことはここに何かがいるかもしれない。

 ここの一帯に敷きつめる岩ーー…ゴーレムを全て壊した存在が間違いなく。


「…用心せねばな」


 俺は再度空を仰ぎ見、炎球を放つ。


「蔦の方向からして、あっちの方か」


 俺は一点に向かう蔦を頼りに前へ進む。

 迷宮主がいるであろう存在に辿り着けば、あいつらと遭遇できる。

 そういえばなぜ、俺に対して異常に敵意と魔力を放ったのだろう。他の者は狙わなかった。

 邪魔者である俺を排除した後に、あいつらを殺す気だったりして…

 

「いや…多分生きてる…よね」


 俺は少し不安になっていた。

 次に会った時に死んでるんじゃないかと。幼少期に突然友や母が死んだ。

 いざ扉を開くと、唐突に、突然に、あいつらの死体が転がってたり…。


「っ、何を不安がってるんだ」


 カムイだっている。エンジェも小鴉丸も大丈夫だ。

 そして、何よりもアートがいる。

 みんな無事だ。ならば、俺がすることはなんだ?


「…よし、前に行こう」


 さらに足を踏み出し、前へ進む。あいつらはもう俺の大切な存在だ。

 さっさと迷宮主を倒して、あいつらを待とう。


 しばらく歩き進めているとたまにゴーレムが襲ってくる。が、パンチ一発で壊せる。かなり老朽しているため、脆い。とにかく俺はゴーレムが出てきては殴り、また出てきては蹴り飛ばした。

 そうして前へ前へと進んで行くと、俺はとある扉にたどり着く。


「うおお、巨大だな」


 いかにもラスボス前のような荘厳で巨大な扉だ。間違いなくここが蔦の発生源、この扉の奥に向かって蔦が集中している。扉の中に巨大な魔力の存在がある。この奥にドリーがいるのだろうか。


 壁奥に他の魔力反応がある。ゼインかな…

 囚われて蔦の栄養にされていたりして…とにかく早く行かなければ。

 と、その前に門の真正面にある石像は何だ?


「あれも…ゴーレムだな」


 その扉の前には「守護者」と呼称するのに相応しい巨大な像があった。

 「おい」と声を掛けても特に反応はない。他のゴーレムと同等に壊れているのだろう。

 そのゴーレムを避けて扉に近づこうとすると、ゴーレムの目がビュゥウンと光った。


『ヨクゾココマデ来タ』


 びっくりした。

 動いた。


『我ハ…』

せん


 俺は飛び出す。


『エ?』

必勝ひっしょぉ!」


 『剛力』で顔面を殴る。ゴーレムは頭部が吹き飛び、体が四散した。

 何かされる前に先に殴った方が早い。正々堂々もクソもないが、勝つには卑怯も必要だ。それに、喋っている奴が悪い。ベラベラ喋っている奴を俺は油断と見る。これは決闘でもなんでもないのだから。


「ふむ、この扉の奥に迷宮主がいるのか」


 奥に異様な魔力を感じる。

 俺は扉に手を触れる。だが、押せない。

 『剛力』と『気功』を以ってしても開けない。


「む…むむっ…!」


 俺は赤面するがビクともしない。

 殴ったり剣で斬ったりしたが、壊れない。

 なんだこの扉は。


『ソノ扉ヲ開クニハ我ヲ倒サナケレバナラナイ』


 俺の背後から何か引きずるような音と共に機械音声が響く。

 そして、ズズズ…と背後に巨大な影が現れた。

 俺はその存在に戦慄する。


「お前、壊したはずじゃ…」

『先手必勝トハ驚イタガ、ソノ程度デ我ハ倒セハシナイ』


 四散した肢体をくっつけ、形成された姿は愚鈍なゴーレムのそれに変わりはないが、先ほどとは違い、異様な存在感を放つ。


「お前は一体…?」

『我ガ名ハ』


 彼ーー、

 鎧のゴーレムはこう名乗った。


 ーーーアケディ。


 その名はデルラの守護神であり、魔王と呼ばれた、

 始まりのゴーレムに授けられた名だ。


『アノオ方ノ契約ニヨリ、全テノ力ヲ解放シヨウ』


 樹海で見たゴーレムよりもさらに深く、

 巨大な魔力が解放されるーー



ーエンジェ視線ー


 アベルが囚われた後、蔦は一気に動きを止め、壁や地面に戻っていった。

 今後はアートが先導で、背後にはカムイ。隣には小鴉丸だ。俺はアベルのことが気になり、やや下を見ながらアートについていく。


「エンジェ様…?」


 小鴉丸が心配そうに俺の顔を覗き込んでくる。


「大丈夫だ」

「…なら良いのですが…」


 小鴉丸は再び、右方に注意を向ける。

 壁から蔦が襲ってこないとは限らない。俺たちは周囲に注意を払いながら前へ前へと進む。


「…アベル」


 あのアベルが為す術もなく蔦に囚われた。

 油断…?いや、あのアベルに限ってそんなことはない。


「エンジェ!」

「はっ…」


 カムイに肩を叩かれ、我に返る。


「大丈夫だ。ゼインもアベルも生きている」

「…え?」

「ゼインは分からないが、アベルは強い。死ぬわけがないさ。今頃脱出して迷宮主を倒してゼインも連れてひょっこりと戻ってくるかもしれないぞ」

「そう…だな。大丈夫だよな」

「大丈夫だ。だから、ちゃんと前を見てついていけ」


 うん。アベルは大丈夫だ。

 今頃なんとかして迷宮主を吹き飛ばしに行っているだろう。

 

「…」


 前へ顔を向けると、アートがこちらを見ていた。

 不機嫌そうな怒っているような表情だった


「…何だ?」

「なんでもない」


 ふぃっとアートは前に視線を戻した。


「……何だよ」


 少しずつ前へ進んでいくと、景色に変化があった。

 今、俺たちは蔦が集中する一点の広場にたどり着いた。アベルの言う通り、蔦が一点から発生し、形成された迷宮であることが見て分かった。ただ、一点が存在するだけで穴があるわけではなかった。辿り着けば迷宮主が現れるとばかり思っていたが、どこにも出入口がないのである。


「どこに行けば良いんだ…?」

「仕掛けがあるとか?」


 と、カムイの意見に俺たちは賛同した。

 しらみつぶしに周りを見て回るが、蔦が壁を形成しているだけで、仕掛けがありそうにもない。

 どうしたものか。


「…」


 そこで、アートが眉間を寄せる。

 何かに違和感を持ち獣耳をピコピコと動かした。


「アート、どうした?」

「静かに」


 アートは目を瞑り、手を獣耳に添えて壁沿いを歩いて回った。


「ここか…この地面の下にアベルがいる」

「本当か⁉︎」

「これは…剣戟音。何者かと戦っている。しかも、この音は…アベルが攻撃を何度も受け流す(・・・・)音だ。ああ、アベルが一方的に攻撃されている」

「…嘘だろ?」

「嘘じゃない。このままだと負けるかもしれない」


 …ありえない。アベルに勝てる奴なんていないんだ。アベルは何度も俺を救ってくれた。あの巨大なゴーレムを薙ぎ倒したし、黒い兎も一瞬で倒した。

 翼竜の群勢を突き抜けて、俺を救ってくれた。彼が負けるなんてありえない。

 アートがふざけているんだ。嘘を言って…


「し、冗談だろ…笑えないぞ?」

「…」

「アベルは強いんだ…!何度も俺の窮地を救ったのだ、俺にとってアベルは英雄だ。英雄が失敗するなんてありえない」

「え、エンジェ様…」

「アート、お前は幼い頃からアベルと一緒にいたんだろ?それならアベルの強さをーー」


 ガンッ!とアートは壁に殴りつける。


「っ!」

「いい加減にしろ。お前、男になってからそんなつまんねー奴になったのか」

「…しかし」

「確かに俺も少し前はそう思っていた。しかし、アベルだって負けることだってある。確かにアベルは強いが、強さを除けば、ただの一介の人間だ。油断だってするし、失敗だってする」


 アベルが負ける姿なんて想像できない。


「知っているか?アベルはいつも自分のことを「怠惰スロウスだ」と呟いている」

怠惰スロウス…」


 確かにため息をつきながら、たまに呟いていた。


あいつ(アベル)の心の中はいつも不安定なんだよ。だから、自分を「怠惰スロウスだ」と戒めることで安心を得ている。ーーそれでもあいつを”なんでもできる奴”だと思うか?」

「アベルが安心を求めていた…?」


 瞬間、自分の中の凝りに固まったアベルに対する信仰の塊が砕かれる音がした。

 確かにアベルは”万能”だと思っていた。なんでもできる人だと。

 だが、それは間違っていた。彼だって人間だ。不安に思うことだってある。

 なんでもできる人間はいない。ごく当たり前の論理だ。

 彼に何度も彼に救われ、彼を敬うあまり神聖視してしまった。


 今、彼がどういう人間だったか、振り返る。

 彼はただ人よりも強いだけだった。強いからといって油断しないわけではない。

 全てに勝てるわけでもない。ましてや、なんでもできるわけでもなかった。


怠惰スロウスだね…」


 そう呟いた途端、ストンと納得した。

 ”怠惰スロウス”の一言に尽きた。


「戻ったな」

「ごめん、ありがとう。私はもう大丈夫、とにかく今はアベルを助けに行こう」

「…ああ」


 アベルは確かに強い。彼に勝てる存在などないと未だに思っているほどだ。

 だが、彼とて一人の人間だ。彼でさえも出来ないことはある。何でも出来る人間など存在しない。今、アベルの元へ行かなければならない。

 私のがそう言っている。

 

「みんな、私に合わせて最大の魔術をお願い!」

「承知しました」

「ふぅ〜、いっちょかますとするか」

「ーーーいくよ!」


 小鴉丸は黒い小刀に闇の魔力を纏わせ、カムイは大剣に風の魔力を放出。

 アートは思い切り息を吸い、私は目を瞑って集中し詠唱を開始する。


「猛る炎魔よ、荒れろ、暴れろ、爆ぜよ、魔力の限り燃え盛れ!」


 そして、それぞれに最大の魔術を発動。


「『颶嵐刃ムラサメ』!」

「『一輝黒閃イッキコクセン』!」

「『破哮砲ハコウホウ』!」

「『極大爆炎エクスプロージョン』!」


 風と闇で裂き、咆哮で砕き、爆炎で焼き、分厚い蔦の地面を突き破る。

 蔦の地面に大穴ができ、私たちは空中を落下しながら下方にいる存在を視認する。そこには、巨大なゴーレムと対峙しているアベルの姿だった。


「ーーーアベル!」


 目の前に小鴉丸は着地するべく、黒い翼を広げた。

 私はちらりとアートとカムイの方面を見る。

 アートは全身の毛が逆立ち、カムイは目を見開いていた。

 

「っぐぅ!」

「ぬぉ⁉︎」


 アートは歯を食いしばりながら、腕と足がブレる。

 直後、衝突音とともにカムイは吹き飛んだ。


「ーーーえ?」


 私は再び下方に視線を戻す。

 瞬間、小鴉丸と衝突し、柱に叩きつけられた。

ーー

次話「魔王アケディ」

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