わたしはシラナイ
あなたがなにを思っているかなんてわたしはしらない
あなたのそのあつい視線がなにを意味しているのかなんて私は知らない
ごまかすのがいけないだなんて誰が決めたの
私は平和に日々を過ごしたいだけなのに
どうしてわたしにかまうの
私の様々な思いなんてあなたはしらない
私が会うたびに心でため息をついていることを貴方は知らない
誰が頼んだの そんなことばを私に与えろと
どうしてあなたは私の心を周りの心をみてくれないの
ほら、針のむしろは誰?
あなたのある言葉を聞きたくなくて
逃げ回っていたのに
あなたと違う道を歩いていたのに
どうしてわざわざおいかけてくるの?
面倒ごとなんてごめんなのに
誰にも愛されるそんな人でいたいのに
ほら、あなたのせいでだいなし
あなたは自分に自信があるのかもしれないけど
そんなものに私の平穏は崩させやしない
そう思っていたのに
私の生活は一気に壊れてしまった
あなたがどうしてというような顔で私をみる
あなたと付き合っても付き合わなくても
結局誰かから恨まれる
ならいっそ
あなたじゃない別の誰かに恋をしていることにしよう
だって私はまだあなたの気持ちを知らないのだから
まだあなたからの決定的な言葉はもらっていないから
髪をきって学校に向かう
友達に嘘をつくために
あなたの手の内から逃げるために
私の平穏を取り戻すために