表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

クリスマス

十二月二十五日、世間一般で言うところの聖夜(クリスマス)だ。

今日、山森健一は白岩涼子を連れて、

川越市から新宿へ出掛けていた。

時刻は18時42分。

二人は、ある場所に向かって歩いていた。

そこは、予約が中々取れないレストランに

向かっていた。


「健一、まだ着かないの?」

「もう、見えてるだろ?」

「見えてるって、目の前の豪華な建物のこと?」

「あぁ」


二人は駅から歩く事、10分。

目的のレストランに到着した。


「さてと、入るぞ」

「う、うん」


涼子は少し緊張気味に健一の腕にしがみついて

レストラン内に足を踏み入れた。

中に入ると、いかにもこのレストランの

支配人の男が入り口で待っていた。


「お待ちしておりました。

山森健一様と白岩涼子様ですね?」

「はい、そうです」

「私、このペネラウタスの支配人を務めさせて

頂いている、秋河峻と申します。

少々、お時間の方に余裕がありますが、

席に着いてお待ちになりますか?」

「俺はどちらでも構わないが………涼子はどっちにする?」

「私は、歩き疲れたから座って休みたいな」

「では、座ってお待ちになられますね?」

「あぁ、それで構わない」

「では、個室の方に案内させていただきます」


支配人の秋河峻が個室に案内する途中で、

健一にふとある事を話した。


「そう言えば、先日、お父上がお見えになられましたよ」

「親父が?」

「ええ」

「誰かと一緒だったのか?」

「確か、奥様と御一緒でしたよ」

「ふーん」

「それから…………いえ、なんでありません。

どうぞ、こちらの個室になります。

ごゆっくりどうぞ」

「どうも」


健一は秋河に軽く会釈すると、涼子に先に入るように促した。

それを見て、涼子は先に入り、その後で健一が入った。


「では、19:00になりましたら、クリスマスディナーを

お持ちいたします」


そう言って、秋河峻は踵を返した。


「まぁ、今日は、ゆっくりと話しながら食べような」

「うん」


19:00になり、クリスマスディナーが運ばれてきた。

どれも、最高級の品を使っており、その値段が、

30,000円もするとのこと。



それから、1時間ほどして食べ終わると、


「さてと、この後はどうする?」

「うーん………明日の朝まで、健一の家で過ごしたいな?」

「良いよ、それじゃあ、会計を済ませて帰るか」

「うん」


その後、会計を済ませて、新宿から川越市へと帰った

二人は健一の家でゆっくりと二人きりの時間を過ごした。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ